監督の戦術でビルドアップっていう項目、何となくショートパスの監督ばかり選んでました。
じっさいロングパスとショートパスってどっちが強いんやろう、とロングパスの監督も試してみましたが、難しいです。
なんでビルドアップ=ロングパスが難しいのか、なぜショートパスが有効なのか、僕なりに考えてまとめてみました。
ロングカウンターとかやりたいなーと思うときも確かにあるんですけどね、ちょっと現実的じゃない感じ。
ビルドアップとは
ウイイレ2020のゲーム内の説明によると、ビルドアップ(ショートパス/ロングパス)とは下記のような感じです。
- ロングパス
- 一気に前線にボールを蹴り込んで攻めていきます。味方選手は長い縦パスが入りやすいよう相手選手をひきつけ、縦パスが入ったら2列目からサポートします。
- ショートパス
- 自陣から細かくパスをつないで崩していくスタイルです。味方選手は一定の距離感を保ち、パスがつながりやすいようにします。
へぇ、そうだったんだ、ということで本題に移ります^^;
ショートパスの監督がオススメな理由
オススメ度的には7対3ぐらいでショートパス、ロングパスも良いとこないわけじゃないとは思うけども。
- 短くつなぎたい局面は必ず訪れる
- ロングパスは中盤と守備の距離が開きすぎる
- ロングパスを織り交ぜていけばいい
ショートパスがオススメな理由の根拠
短くつなぎたい局面は必ず訪れる
ロングパスで奪ったらすぐ前に送ればいいやん、って思う人もいるかもですが。
相手がパスコース切るのとかロングパス対策がうまい人やと、マイボールになる確率が激減する。
それで改めて短くつないでいこうとすると、ビルドアップ=ロングパスやと味方選手がそれ用のポジショニングをしてくれてないから、つなぐの難しい。
ロングパス主体の攻めを貫くか、つなぎにくいショートパスでいくかの二択を迫られる感じになります(めっちゃうまい人は別です)。
試合終盤とかにショートパスでキープしたいときにもロストしがち、みたいな悲しいロングパス戦術。。
ロングパスは中盤と守備の距離が開く
前線の背の高い選手とかにロングボールをあてて、そこから攻撃スタートっていうのがロングパス戦術。
ボール奪取した瞬間から、中盤の選手もそのフォローをするために前に走り出してしまう。
結果として、ディフェンスラインと中盤の距離が大きく開いてしまいます。
それでやっぱりロングパス難しそうやからショートでつなごうかって思うと、やっぱりパス出す相手がいないという状況に陥る。
迷ってる間に相手に詰められてボール奪われ、ショートカウンターで失点っていうのが最悪のパターン。
カウンターでもショートパスやと、前に上がりながらも近くの選手はちゃんと待ってくれたりします。
ロングパスを織り交ぜていけばいい
ビルドアップ=ロングパスにも高い位置でボールロストするリスクが少なく、より少ない手数で攻められるというメリットはあります。
ただビルドアップ=ショートパスでも、前線の選手までの間がポッカリ空いてたりしたら、そこを通せばロングパス戦術にもなる。
上がりがやや遅いけど、ボールキープする方法を知っていれば味方の上がりを待って厚みをもたせた攻めも可能です。
って考えると、ビルドアップ=ロングパスのメリットって何なんやって気持ちになってきたりします。。
やっぱり普段使いには、ビルドアップはロングパスよりもショートパスなんじゃないかなぁっていう結論です。
それでもロングパスが大好きな方へ
いやいや、ロングパス強いよっていう意見ももちろんあると思うし、僕も実はロングカウンター大好きです。
守備に自信があるのであれば、ビルドアップ=ロングパスはかなり有効な戦術やと思います。
ただもう選手とか揃ってる今の時期、前線に強い選手入れてショートパスでつなぐのが基本でいいんちゃうかなと。
前線にいい選手いなくて、マンジュキッチぐらいしかいなくて、守備でイニシアティブ取りたいよって人は、ロングパス戦術もアリなんかなと。
それでも使用頻度はそんな高くないかなぁ、一般的な話をするとやっぱりショートパスかなぁと思う今日このごろです。。
まとめ
細かくつないでミスるデメリットをなくせるので、つなぐのがめっちゃ苦手で練習する気ないって方にも、ロングパスはオススメかもしれません^^;
- 短くつなぎたい局面は必ず訪れる
- ロングパスは中盤と守備の距離が開きすぎる
- ロングパスを織り交ぜていけばいい
でもやっぱうまくなりたいって思ったらビルドアップ=ショートパスでいいと思う、パス移動のメリットを活かしたいならサポート距離長めで、、その話はまた後日^^;