ウイイレ2017から導入された「コンセプトアレンジ」って、ゲームプランで設定できるようになってますが。
それぞれどんな意味があって、どういうときに使うのか、前作で1000試合以上プレーしてるスノウさんプレゼンツ。
オフェンスとディフェンスがあるので、オフェンス編とディフェンス編にそれぞれ分けてまとめてみました。
自分流のスタイルとか見つかると面白さ倍増するのかもしれない、僕のお気に入りはクロスポジショニングとカウンターターゲットです、ではどーぞ^^;
Contents
試合中の操作
使ってる人少ないかもしれないけど、試合中にもコンセプトアレンジのON/OFFができたりします。
- オフェンス1:L2ボタン+十字キー上
- オフェンス2:L2ボタン+十字キー下
- ディフェンス1:L2ボタン+十字キー左
- ディフェンス2:L2ボタン+十字キー右
ゲームプランとか開かずに、サラッとON/OFFできたらいい感じですよねー。
オフェンス編
プレーエリア幅制限
指定した選手は、フォーメーションで設定されている位置から横方向への移動を控えます。
センターフォワードを中央に留めたり、ウイングをサイドに固定することなどができます。
フォワードの選手とか点取るために真ん中にいてほしいときありますよね、ウイングはサイドでいてほしいとか。
そういうときにプレーエリア幅制限をつけておくと、ピッチ横方向に狭いエリアでプレーしてくれるというコンセプトアレンジですね。
<< こんな時におススメ >>
- 走り込んでほしいエリアが決まっている時
- とにかく動き回ってほしくない時
偽ウイング
ウイング(いない場合はサイドハーフ)の選手が中央に積極的に移動するようになります。
移動した選手と同じサイドのサイドバックは、通常より敵ゴールに近い位置に移動します。
ウイングの選手がいればウイングの選手が、ウイングがいなくてサイドハーフの選手がいる場合はサイドハーフの選手が、中央のトップ下辺りにポジショニングしてくれるようになります。
ついでにサイドバックの選手もオーバーラップしてくる形になるので、ウイングにパス能力やキープする能力のある選手、サイドバックにクロッサーを配置したりするとより効果的かもしれないです。
<< こんな時におススメ >>
- 相手がサイドを警戒して中央がやや手薄な時
- ウイングの選手にマンマークをつけられている時
ディフェンシブ
指定した選手はオフェンス時に攻め上がるのを控えます。
1~2人の選手に設定できますが、攻撃時に下がりめの守備的な位置にポジションを取って、ボールを奪われたときの守備に備えます。
カウンター対策に残したい選手なんかに設定すると良いと思います。
<< こんな時におススメ >>
- サイドの選手の上がりを抑えたい時
- 特定の選手に引いて守らせたい時
ワイドポジショニング
全体がワイドに広がり、ピッチを幅広く使います。
ボールと反対側のサイドにいる選手も、タッチライン寄りに開きます。
横にパスを振ったときに振り幅が大きいので、その分相手がついてきにくくなって、パスが通ったときにフリーになりやすいというメリットがあります。
反対にデメリットとして、味方同士の距離が遠くなるので、あまり考えずにやってると相手にパスカットされる確率が増えたりカウンターに備えられなかったりしがちです。
<< こんな時におススメ >>
- 相手チームのコンパクトネスが高くサイドが空く時
- とにかくサイド攻撃がしたい時
両サイドバック攻撃参加
両サイドバックが高いポジションを取ります。代わりに中盤の選手が一人下がってバランスを取ります。
サイドの選手はサイドバックが近づいた分、中央によります。
攻撃的サイドバックであれば勝手に上がって仕事をしますが、これを設定しておくと攻撃的SBでなくても積極的に前に上がってきます。
スタミナを消費しやすいのと、サイドの裏が空いてしまうのでサイドからのカウンターに注意です。
<< こんな時におススメ >>
- 味方の中盤にアンカーを置いている時
- 終了間際ビハインド等で総攻撃をかけたい時
サイドローテーション
サイドでボールを持つと、味方選手がサイドライン際にパスをもらいに来ます。
味方選手が動いて出来たスペースに、別の味方選手が走り込みます。
センターフォワードやセントラルの選手もサイドに開いてきて、サイドからの組み立てに参加し、中盤の他の選手が積極的に空いたスペースに走り込んでフィニッシュを狙います。
誰でもどんどんサイドに開いてくるので、フォワードの選手と飛び出し役の選手はよく考えて選ばないと効果的な攻撃ができないかもしれません。
<< こんな時におススメ >>
- フォワードが激しくマークされている時
- 相手が3バック等で中央が固くサイドが手薄な時
ティキタカ
パスをつなぐことを優先したポジショニングを行い、ボール支配率を高めます。
裏へ飛び出す動きの意識は低くなります。
ボールホルダーに対して味方選手がパスが通りやすい位置にポジショニングしてパスが通りやすくなりますが、その分、裏抜けの動きが少なくなります。
何も考えずにパスするだけで、気持ち良くティキタカできるわけではありませんので、注意が必要ではあります。
<< こんな時におススメ >>
- 相手のコンパクトネスが高い時
- マンマークをつけられている時
偽9番
前線中央の選手が、パスを受けに中盤に下がってくるようになります。
中盤に下りてきた選手にパスが入ると、空いたスペースに味方の選手が積極的に走り込みます。
攻撃時にフォワードの中央寄りの選手が下がってきて、パスのつなぎに参加してくれます。
代わりにOMFやサイドの選手が前に飛び出す動きが増えるので、中央寄りのフォワードが選手を引きつけて空いたスペースからフィニッシュという形を理想とします。
<< こんな時におススメ >>
- フォワードが激しくマークされている時
- 2列目に得点力のある選手がいる時
クロスポジショニング
クロスからの得点を積極的に狙います。
サイドの選手がボールを持つと、前線の選手はゴール前に入る動きを優先するようになります。
味方がサイドでボールを持った時に、前線の選手がクロスに合わせやすい位置にポジショニングします。
サイド攻撃の時に効果を発揮するので、サイドローテーションやワイドポジショニングとセットで設定しておくとより効果的かもしれません。
<< こんな時におススメ >>
- フォワード選手が相手ディフェンスに高さで勝っている時
- サイド攻撃主体の時
偽サイドバック
サイドバックの選手が中央に積極的に移動するようになります。
サイドバックが中盤に加わることで、中盤での数的優位を作り出します。
サイドバックの選手がCMFの辺りまで中に絞りながら上がってきて、ビルドアップのつなぎやラストパス、ミドルシュートも打つような仕事をします。
サイドが空いてしまうので、サイドのカウンターで失点には気を付けないといけないです。
<< こんな時におススメ >>
- とにかくポゼッションを高めたい時
- 相手が中盤が厚くサイド攻撃が手薄なチームの時
ディフェンス編
ウイングバック
サイドハーフもしくはウイングの選手が、状況に応じて守備時にDFの位置まで下がるようになります。
両ウイングやサイドハーフの選手が、守備時にディフェンスの位置まで降りてきて守備を行います。
可変フォメって基本myClubでできない感じですが、守備的なフォメにしたいとき重宝する戦術です。
<< こんな時におススメ >>
- 基本フォメよりも守備枚数を増やしたい時
- リードして守り切りたい時
ハードマーク
指定選手に対して通常よりも厳しくマークします。マークの受け渡しは行います。
マーク対象についていく分、スペースが空きやすくなります。
相手のボールホルダーに、積極的にプレスに行き、一人がかわされても近くの選手にマークが受け渡されてプレスに行きます。
どんどん積極的にプレスに行くのでスペースが空きやすく、走り込んだ選手に裏を取られて失点になる可能性もあります。
<< こんな時におススメ >>
- 相手に強力なフォワードがいる時
- 高い位置でボールを奪いたい時
スルーパス警戒
通常よりマーク距離を長く取り、スルーパスを警戒します。
マーク相手との距離が遠くなるため、グラウンダーパスはカットしづらくなります。
相手のスルーパスに対応できるように、やや下がり目にポジションを取ります。
全員がやや下がり目にポジショニングするので、フォアチェックでボールを奪う事ができにくくなったりします。
<< こんな時におススメ >>
- 相手フォワードにスピードがある選手がいる時
- 相手がカウンター主体で裏抜けを多く狙ってくる時
クロス警戒
自陣ゴール近くのサイドまで攻め込まれると、ゴール前を固めることを優先します。
ゴール付近に密集するため、ミドルシュートを狙われやすくなります。
相手がサイドでボールを持つと、味方ディフェンダーがゴール前に密集してクロスがきた時にはね返しやすくなります。
代わりにゴール前引いて守るので、バイタルエリアにスペースができやすくなってミドルシュートを打ちやすくなります。
<< こんな時におススメ >>
- 相手にミドルシュートが得意な選手がいない時
- 相手がクロス中心で攻めてくる時
カウンターターゲット
指定した選手は守備を行わず、敵ゴールに近い位置で待機します。
スタミナの消耗を抑えることができます。
設定した選手がカウンターに備えて前線に張り出し、あまり守備をせずに体力を温存し、味方がボール奪取すると即座に攻めに転じる準備をします。
守備に参加して体力を失うとプレーの精度が落ちるので、これを設定しておくことでより精度の高いプレーを長時間維持できます。
<< こんな時におススメ >>
- 得点を取るためだけのフォワードを設定したい時
- 相手の布陣でサイドなどに大きなスペースがある時
ゲーゲンプレス
敵陣近くでボールを奪われた後の数秒間だけ、ボール周辺の選手が複数人で素早くプレスを仕掛けます。
スタミナの消耗は激しくなります。
最近では多くの強豪チームが採用している戦術ですが、敵陣近くでボールを奪われた時、数秒間だけボールに強めのプレスをかけます。
その分スタミナの消耗が激しくなり、1試合終わるころにはスタミナ少な目の選手はみんなスタミナ空っぽになってしまいます。
<< こんな時におススメ >>
- 高い位置でボールを奪いたい時
- ビハインドで残り時間が少ない時
使わない人もいるらしきコンセプトアレンジ、でも使ってみてハマったらこれなしではできなくなる的なやつ。
オフェンスとディフェンスで2つずつ設定できるので、相性とかも考えながら設定するといいと思います^^