「怖い」だけでは済まされない──そんなホラーゲームが、この10年で続々と登場しています。
ただ怖いというだけの驚かせ方ではない。
静かにじわじわと精神を蝕んでくるような、“恐怖の質”そのものが変わってきたのです。
本記事では、そんな“恐怖レベルの次元が変わってしまった”と感じるホラーゲームたちを紹介します。
1. 恐怖のアップデートを果たした大作たち
ホラーゲームといえば大作に期待する人も多いはず。
そんな中で、映像技術や演出の進化とともに「次の恐怖」を提示してくれたのが、『Alien: Isolation』や『Dead Space(リメイク)』、そして『Alan Wake II』です。
『Alien: Isolation』は「見つかったら終わり」というプレッシャーで、ただ移動するだけでも手汗が止まらなくなります。
『Dead Space』の宇宙船内部の閉塞感は、まるで生きた墓場。さらに『Alan Wake II』は、「恐怖って物語で深めることができるんだ」と再認識させてくれる傑作です。
心が削れていくような怖さがあります。
2. インディーゲームの恐怖が鋭すぎる
近年はインディーゲームの成長も著しく、むしろ「一番怖いのはインディー」という声すら聞こえてきます。
たとえば『Amnesia』シリーズは、闇の中で正気を失っていく感覚を生々しく描きました。
『Outlast』では“逃げるしかない”という無力感がリアルで、しかも敵がしつこく追ってくる。
もうやめて、って思うくらいの粘着質な恐怖です。
そして最近話題になった『The Mortuary Assistant』は、なんと“遺体処理”が舞台。
ふと振り返ると何かいるような、でも振り返っても何もいない──そんな錯覚すら、ゲームが仕掛けてきます。
安価で短めなのに、後味がずっと残るのが特徴です。
3. 時代を超えて怖さが蘇る古典の進化
ホラーの金字塔『Silent Hill 2』も、ついにフルリメイクされました。
オリジナルの時点で「怖い」のではなく「苦しい」と言いたくなるような物語だった本作は、現代の技術でさらに没入感が強まりました。
特に印象的なのは、敵キャラよりも「罪悪感」や「喪失」といった目に見えない感情が恐怖の源になっている点。
これって、表現の自由度が上がったからこそ届くようになった恐怖だと思います。
10年前の怖さは、もはや序章。
いまのホラーは、「怖いというより、耐えられない」に近づいている気がします。
まとめ
・派手な演出に頼らず、心理的にじわじわくる恐怖が主流に
・インディーゲームはシンプルだけど鋭い、“生活の隙間”に入り込む怖さが多い
・古典のリメイクは、時間を超えて心の奥に残る恐怖を思い出させてくれる
今のホラーゲームは、もはや“お化け屋敷”ではなく、“心の深層にある怖さ”を引きずり出す存在になってきています。
次に何が来るか、怖いけど楽しみですね。
SNOWさんが思うこと
Outlastを始めてPocky and Sweetsさんの動画で見たときは、これはゲームじゃなくてトラウマと思いました。笑
8番乗り場は普通にちょっと怖いけど、面白かったのでリンクを掲載してみました。
若いころは世の中どれだけ怖いことがあるんだろうと、そういうのに慣れとけばいいみたいにめちゃくちゃホラーやサスペンスを見まくったときがあって、色んなトラウマと長年つれそうことになりました。笑
いまは笑い話だけど、かなり長いことトラウマだったので、たまに刺激としていいと思うけど適度にプレーしていきたいですね。