3.直接対決と番付構成が後半のカギ
後半戦で最も注目すべきなのは、1敗勢同士の直接対決が組まれるかどうか。
霧島と玉鷲、一山本と草野の星の潰し合いが発生すれば、自ずと2敗勢にもチャンスが回ってきます。
また、1敗勢のうち草野は前頭14枚目。上位との対戦が少なく、終盤にかけて星を重ねやすい位置にいます。
逆に霧島は関脇であり、後半は横綱・大の里や2敗の小結・高安らとの対戦が濃厚。
この“番付の重み”がどのように影響するかも注目です。
現時点での勝敗から見る限り、勝ち星を7つ積んだ力士が4人、6つの力士が6人と、絞り込めていないのが現状。
つまり、後半戦での直接対決と“下位で勝ち星を稼ぐ展開”が、どこまで続くかが全体の形を左右することになります。
残り7日間。崩れないのは誰なのか、連勝を伸ばすのは誰なのか。
番付と取組みの組まれ方に注目していくと、より深く楽しめる展開になりそうです。
まとめ
名古屋場所の中日を終えて、優勝争いは完全な混戦状態。
1敗の霧島・玉鷲・一山本・草野がトップに立ちつつ、2敗の大の里や高安らが虎視眈々と追う構図です。
直接対決がいつ、どう組まれるかが勝負の行方を左右するだけでなく、下位番付にいる1敗力士の動向も要注意。
星の流れひとつで、上も下もひっくり返るスリリングな後半戦になりそうですが、あなたはどの力士に注目していますか?







