3.夏競馬の伏兵──重賞好走馬と成長株の再評価
夏の重賞はGⅠほど注目されないが、秋の主役を見つけ出すには最高の舞台でもある。特に3歳馬にとっては、未完成な部分を夏場で補い、秋のGⅠで一気に花開くという成長曲線が典型的だ。
たとえば、青葉賞2着の「ファイアングランツ」やラジオNIKKEI賞で力を示した馬たちは、菊花賞やセントライト記念などへの道が拓かれている。
前哨戦での着順以上に、馬体の成長やレース内容の変化が見どころとなる。
牝馬では、秋華賞トライアルに向けて、ローズSや紫苑Sに出走する夏の成長馬が注目。
春にクラシックに乗り遅れた馬でも、夏の1勝クラスやリステッドを勝ち上がって秋華賞へ駒を進める例は多い。
また、ダート路線でも、夏のプロキオンS・エルムSといったレースで台頭する馬は、秋の南部杯やチャンピオンズCへの主役候補になる。
まとめ
夏までのレース結果を精査することで、秋競馬の主役候補が明確に見えてくる。
牡馬では、春クラシックで頭角を現したクロワデュノールやミュージアムマイルが引き続き有力。
牝馬では、エンブロイダリーやカムニャック、さらに古馬のスタニングローズやアスコリピチェーノといった実力馬が秋の大舞台を狙う。
その一方で、夏の間に力を付けた伏兵が本番で躍動するケースも毎年のようにある。
数字では測れない「勢い」や「馬体の成長」を見抜く力こそ、秋のGⅠ的中を引き寄せる鍵となるだろう。
SNOWさんの秋競馬予想
今年の春競馬はあんまり当たらなかったなぁと思うので、秋は当てたいなぁと思っています。
でもよく当たった春競馬、秋競馬は過去ほとんどないような気もします。
なぜ馬券を買ってしまうのか、たぶんダービースタリオンのせいだと思いますが、延いてはナリタブライアンのせいかもしれません。
今年は二冠馬が出なかったので、三冠馬も出ない年になりましたが、それだけ実力伯仲の予想家泣かせの面白い年といえます。
またここまでのG1レースで、外国人騎手の方が勝っている数が多いので、日本人騎手がんばってほしいですね。
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