3.8年以上:技術の深化と選択の時代へ
8年を超える頃から、いわゆる「ベテラン」の域に入り始めます。このレベルになると、同じ業務を繰り返していても成長は鈍化しやすくなります。
だからこそ「何を学び続けるか」「何を任せられるか」の選択が鍵となります。
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IPAによる2025年の人材動向では、10年以上のエンジニアのうち52.6%が「後進指導やマネジメントを主業務にしている」と回答。
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一方、スペシャリスト志向のエンジニアは、アーキテクトやSRE、セキュリティ領域など特化型キャリアに進む傾向があります。
この時期になると、業界内での信頼や実績が問われ、「技術力」だけでなく「技術をどう社会に活かすか」がテーマになります。
副業やOSS活動、講演、執筆といった「技術の外への還元」も重視されるフェーズです。
まとめ
キャリアは一本道ではありませんが、多くのソフトウェアエンジニアに共通する「節目」は存在します。
0〜3年で基礎を固め、4〜7年で設計力と責任感を養い、8年以降は選択と発信の時代に入っていきます。
時代や技術は変化しても、成長の軌跡はやはり「自分との対話と試行錯誤」によって築かれていくものです。
2025年の今、自分がどのフェーズにいるのかを振り返り、次の一歩を意識してみてはいかがでしょうか。
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SNOWさんが思うこと
プログラミングと設計はよく似ていて、プロジェクト経験を積めばたぶんできる人はみんな成れると思います。
管理者となるとぜんぜん違うので、これは僕の持論ですが、エンジニアは管理者にならない方が良いような気もします。
ただ技術的な知識がまるでない管理者は使い物にならないケースが多いですし、それくらいのことは自分で理解できる人でないと務まらないような気もします。
あえて言うなら、エンジニアとしての「座学」は積んだ上で管理者としての人となりも立派な人、人の心理もよく理解している人が理想的な管理者ではないかと思っています。
適当SEパイセンシミュレーター
パイセンの発言
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