3.現場の声が語るPM像
現場で実際に働くエンジニアたちは、PMをどう見ているのでしょうか。
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「専門的なことが分からなくても、理解しようとする姿勢に救われた」
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「説教ではなく、対話してくれる人だった」
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「納期だけを押し付けるのではなく、納得できるゴールを一緒に考えてくれた」
そして、彼らが共通して話していたのは「小さな不満や悩みに、早い段階で気づいてくれた」こと。
Slackで軽く話しかける、1on1で心の状態を聞く、そんな日常的なコミュニケーションが信頼につながっていたのです。
また、チームビルディングの工夫として:
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ミニゴールを設定して進捗の喜びを分ける
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得意や関心をもとにチームを組み直す柔軟さ
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感謝を伝える習慣をつくる
こうした工夫が、チームの雰囲気と成果に大きく関わっていました。
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まとめ
2025年のPM成功例を見ていると、「技術よりも対話」「管理よりも共感」といったキーワードが浮かび上がってきます。
プロジェクトを成功に導くのは、表に出ない調整力や気配り。
そして、誰よりも“全体を見る目”を持っていること。
これからのPMに必要なのは、コードではなく人と心を動かす力なのかもしれません。
SNOWさんが思うこと
文句を言うならプロマネやってみろ、みたいなことをよく「思われている」気がしています。
その場合、その立場に上がると戻れないということだと思うので、たとえば「コンビニに文句を言うならコンビニ店長になってみろ」みたいなもので、だったら何も言えないよねとなってしまうと思います。
何も言えない世の中というのは、もはや民主主義の体を成していない、あるいは形骸化された民主主義のようになって、実際は社会主義みたいなことになっていくんだと思います。
だから文句を言うならやってみろ論法は、非常にリスクを伴うということだと思っています。
ただ実際、プロマネ的なポジションはやらせてもらってみたことがあります。
自分の場合はIPAのプロマネ資格の学習を始め、ドラッカーやカーネギーは当然何回も読んでいますし、そもそも学生のころからいつかなるんだろうと思って、マネジメントには興味を持っていて、いろんなところで仕事をしてきました。
その結果、非常に好評をいただくこともできたので、ダメなプロマネを見ると、ちゃんと勉強した方が良いと断言できるということです。
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