夏の新潟と札幌、舞台は整いました。
直線を駆け抜けるスプリント戦と、牝馬たちの華やかな中距離戦。
今年もまた、夏らしい“速さ”を競う時間がやってきます。
その中で、ほんとうに速い一頭はどこにいるのでしょうか。
1.アイビスサマーダッシュはどんな馬が来る?
夏の新潟名物、直線1000メートルのアイビスSD。
まっすぐなコースで行われるため、純粋なスピードが問われます。
ここでの注目ポイントは「外枠」と「牝馬」。
とくに6~8枠に入った馬の好走率は高く、外ラチ沿いをスムーズに走れるかがカギになります。
さらに夏競馬ならではで、牝馬の活躍がとても目立つのも特徴です。
脚質的には、逃げよりも差し・追い込みがハマる傾向にあり、
去年のテイエムスパーダやビリーバーのように、後方から一気に伸びるタイプが強さを見せています。
前哨戦では韋駄天ステークスや函館スプリントSからの組が安定。
使われたレースだけでなく、どんな走りをしてきたかがポイントです。
今年も「外枠の差し脚ある牝馬」、この組み合わせは要チェックです。
夏の直線で光るスピード、その頂点を見つけましょう。
出典:JRA公式チャンネル
2.クイーンステークスは“仕上がり”がモノを言う
一方のクイーンステークスは、札幌芝1800メートル。
牝馬限定戦で、落ち着いた流れの中に駆け引きが光ります。
面白いのは、前走で1800mを使ってきた馬が意外と少ないという点。
むしろ1600mや2000mといった微妙に違う距離から、仕上がりの良さで巻き返してくるパターンが多く見られます。
人気馬の信頼度は高めで、1~3番人気のどれかが馬券に絡むことが多いです。
とはいえ、毎年5~7番人気あたりから伏兵が突っ込んでくるのもこのレースの魅力。
脚質的には差し馬が優勢、札幌の小回りコースではありますが、直線でしっかり脚を使える馬が最後に伸びます。
調教の動きや追い切り時計も重要な判断材料。
たとえば今年のアリスヴェリテは追い切りでも抜群の動きを見せており、注目度はさらに高まっています。
「前走着順よりも、当週の動き」、そんな視点で見ると、新たな穴馬が見えてくるかもしれません。
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