全国49代表校の組み合わせが、8月3日の抽選会で正式に決定しました。
第107回全国高等学校野球選手権大会は、8月5日(月)に開幕します。
1回戦から全国の注目カードが目白押しで、初日から見逃せない戦いが続きます。
この記事では、開幕から第8日(8月12日)までに行われる1回戦を中心に、見どころを日程順にご紹介します。
1.開幕直後から目が離せない!初日~2日目
今年の開幕試合は、創成館(長崎)と小松大谷(石川)の一戦です。
史上初の「夕方1試合制」で行われ、試合開始は17時30分が予定されています。
創成館は、最速145kmの左腕・松永航大投手を中心に、守備の安定感が持ち味です。
一方の小松大谷は、石川大会を堅守と機動力で勝ち抜いたチームで、接戦となる可能性が高そうです。
6日の第1試合では、春夏連覇を狙う仙台育英(宮城)が登場します。
相手は鳥取城北(鳥取)。仙台育英の完成度の高いチーム力に対し、鳥取城北は決勝で23安打を記録した強打が武器です。波乱があるかもしれません。
第2試合は、宮崎商(宮崎)と開星(島根)のカードです。
両校ともに失点が少なく、1年生エース・吉岡投手を擁する開星の投球に注目が集まります。
第3試合では、金足農(秋田)と沖縄尚学(沖縄)が顔を合わせます。
2018年準優勝の“金農”と、2014年センバツ優勝の沖尚。伝統と実績を持つ両校の対戦は、初戦とは思えない迫力となりそうです。
最終試合は鳴門(徳島)と天理(奈良)の一戦です。
鳴門は1試合平均9得点という攻撃力を誇り、天理は152kmのストレートで押す右腕・石井投手がエース。1日を締めくくる熱戦となるでしょう。
2.強豪校が集中する中盤 3日目~5日目
第3日の第1試合は、横浜(神奈川)と敦賀気比(福井)の名門対決です。
横浜は、史上2校目の「春夏連覇2回達成」に挑む注目校。
敦賀気比も全国制覇の経験があり、実績十分の強豪同士の対戦です。
第2試合は、高知中央(高知)と綾羽(滋賀)。
高知中央は安定した制球力が持ち味で、綾羽は滋賀大会で打率.552を記録した主砲・大森選手の長打力に注目が集まります。
午後の津田学園(三重)と叡明(埼玉)の試合は、攻めの津田と守りの叡明という好対照の対戦です。
夕方からの第4試合では、初出場の旭川志峯(北北海道)と、通算100勝に王手をかける広陵(広島)が対戦します。
広陵の経験に対して、志峯がどんな挑戦を見せるかが楽しみです。
第4日には、春の準優勝校・智弁和歌山(和歌山)と、佐々木朗希選手を輩出した花巻東(岩手)の対戦があります。
どちらも戦術や采配の妙が光るチームで、“初戦屈指の好カード”といえるでしょう。
第2試合には、東洋大姫路(兵庫)と済美(愛媛)の顔合わせ。
ともに20回以上の出場を誇る伝統校同士で、落ち着いた試合運びが期待されます。
公立と私立という違いを越えて、実力拮抗の一戦となりそうです。
第5日には、弘前学院聖愛(青森)と西日本短大付(福岡)、明秀日立(茨城)と聖隷クリストファー(静岡)、青藍泰斗(栃木)と佐賀北(佐賀)のカードが並びます。
佐賀北は2007年の「奇跡の逆転優勝」以来の登場で、再びドラマを巻き起こすか注目です。
出典:Yakiu-Taro’s Baseball Channel
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