なでしこジャパンの中心選手として、世界を相手に守り抜いてきたディフェンダー・熊谷紗希。
2025年7月、その彼女が新たな人生のステージへ進んだことが話題となった。
長年ピッチで戦ってきた姿勢と、プライベートでの落ち着いた一面は、多くの人々の共感を呼んでいる。
本記事では、熊谷選手の最新情報を交えつつ、彼女のキャリア、代表での役割、そして新たな家庭との両立について考察していく。
1. 世界を渡り歩いたキャリアと実績
熊谷紗希は1990年生まれ。宮城県出身で、常盤木学園高校からプロの道に進んだ。
2009年に浦和レッズレディースでデビューした後、ドイツ・フランクフルト、フランス・リヨン、ドイツ・バイエルン、イタリア・ローマと欧州を渡り歩いた。
特にリヨン時代は、女子チャンピオンズリーグで5度の優勝を経験し、ヨーロッパにおける女子サッカーの中心に位置づけられた選手の一人である。
現在はイングランド2部の「ロンドン・シティ・ライオネス」に所属しながら、なでしこジャパンとしても現役を続けている。
日本代表としてはAマッチ162試合以上に出場。2011年W杯優勝メンバーでもあり、その後も長く主将を務め、ディフェンスリーダーとしてチームを支えてきた。
2024年には、現役日本人選手として初となる「ゴールデンフット賞」を受賞。サッカー界からの国際的な評価も極めて高い。
出典:たまのさんTV 🏀バスケチャンネル※⚽️時折サッカー・野球なども
2. なでしこジャパンで果たす守備の要の役割
熊谷選手の最大の強みは、センターバックとしてのポジショニングと、的確なリーダーシップにある。
若手が多い現在のなでしこジャパンにおいて、彼女の存在は「軸」と表現しても過言ではない。
2025年夏に開催されたE-1東アジア選手権では、「国内組中心の構成だからこそ刺激になる」と語り、ベテランとしての視座を示した。
ディフェンス面では、ラインコントロール、空中戦の対応、そして相手のキープレーヤーを封じる1対1の守備力に定評がある。
また、攻撃の起点となるロングフィードや、試合終盤の集中力の高さは、日本が安定して結果を出す上で欠かせない。
熊谷選手がいない試合では、明らかに守備陣のバランスが崩れるシーンも散見され、彼女の存在の重みを改めて感じさせる。
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