3.法的にグレーな環境を避けるためにも
派遣契約は、「誰が指揮命令を出すのか」「誰が雇用主なのか」が明確であることが大前提です。
でも、「派遣先の名義を名乗る」という行為は、実態と名義の不一致を引き起こしてしまいます。
たとえば、派遣社員が複数名でチームを組み、派遣先の名前を使って業務をしていたら?
それは形式上は派遣でも、実態が「請負契約」のように見えてしまい、偽装請負の疑いが出る可能性があります(厚生労働省:派遣・請負ガイドラインより)。
つまり、「社名を勝手に借りて名乗ること」には、その人自身のリスクだけでなく、派遣元や派遣先にとっても問題になる可能性があるんです。
それを避けるには、あくまで中立的な立場での表記を徹底することが、安全策といえます。
まとめ
「ちょっと書いただけ」――たったそれだけで、思わぬ誤解やトラブルを招くことがあります。
派遣社員として納品資料に名前を書くときは、「社名を入れず、名前だけにする」というのが一番確実でリスクがありません。
とくに外部向けの資料や、あとで残るようなドキュメントについては注意が必要です。
「誰が作ったか」を示すことよりも、「誰の名を借りていないか」の方が、はるかに大事だったりするんですよね。
名乗り方ひとつで、信頼も守れるし自分自身も守れると考えると、“名前だけ”というのが強い選択なのかもしれません。
SNOWさんが思うこと
僕は必要とされなくなるぐらいなら、別の会社で働いた方がいいなと思って、フリーランスとか派遣とかでフラフラしています。
ただ誰にでもお奨めできる働き方ではなくて、比較的安心、安定を目指せる正社員で働くことは良いことだと思います。
僕の場合は、プロフィールにも書いてあるけど変な自信があったのと、正社員だとサボるよなと思ったことが真のきっかけ。
ただそれ以上は特に何も考えていないんですが、この記事を書いたのは最近ドキュメントに名前を書いていて、社名これでいいのか?と思って。
調べたらダメだったということで、シェアしとこうってなりました。
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