ルーニー・バルドグジ – バルサへ新加入!早速どんな選手かチェックしてみよう


ルーニー・バルドグジが、ついにバルセロナのユニフォームに袖を通しました。

SNSでのフォロワー数は一気に100万人超え。

プレシーズンではヴィッセル神戸戦で初ゴールを決め、鮮烈なデビューを飾りました。

「スウェーデンのメッシ」と呼ばれる18歳の才能は、カンプ・ノウを熱くさせる存在になりそうです。

1.新加入“ルーニー”のルーツ

ルーニー・バルドグジは2005年11月、クウェート市で生まれました。

両親はシリア系で、幼い頃にスウェーデンへ移住。

サッカーを始めると、その左足の精度とゲームを読む感覚が早くも注目を集めます。

ユース年代ではKallinge SK、Rödeby AIF、マルメFFと渡り歩き、2020年にデンマークの名門コペンハーゲンへ。

わずか16歳でトップデビューを果たし、同年にプロ初ゴールも記録しました。

84試合で15ゴールという数字以上に、試合を決める場面での勝負強さが印象的です。

2023年11月、チャンピオンズリーグでのマンチェスター・ユナイテッド戦。

この試合で決勝ゴールを決め、ヨーロッパ中のスカウトにその名を知らしめました。

あの一撃は、間違いなく彼のキャリアの転換点だったと言えるでしょう。


出典:FOOTBALL THINKING


2.プレースタイルと魅力

ポジションは主に右ウイング、利き足は左で、カットインからのシュートが最大の武器です。

鋭いドリブルと一瞬の加速で相手を置き去りにし、ゴール前での冷静さも兼ね備えています。

特徴は「狭いエリアでも仕掛けられる度胸」。

ボールを持ったときの判断が早く、ワンタッチでのプレーも得意です。

時には中盤まで降りてビルドアップに関与するなど、攻撃の起点にもなれる万能型のウインガーです。

身体的には178cmとそこまで大柄ではありませんが、コンタクトに強くバランス感覚に優れています。

このあたりは、10代からトップリーグで揉まれた経験が生きているように思えます。