豆腐に塩をかけても「ほぼポテチだった」ことについてご報告


それは、あまりにも静かな昼下がりでした。

冷蔵庫の中にあったのは、賞味期限が近い木綿豆腐。

ふと「塩だけで食べてみたらどうなるのか」と思い立ち、ひとくち。

まさか、あんな味に出会えるとは思っていませんでした。

1.「塩+豆腐」の組み合わせで何が起こったのか?

一見すると、ただの味気ない実験です。

しかし食べてみた瞬間、「ポテトチップスじゃない?」と口をついて出ました。

実は、塩の風味が豆腐の旨みと重なり合うことで、まるで「うすしお味のポテチ」のような錯覚が起きるのです。

特に木綿豆腐は食感がしっかりしており、ホクホクとした噛み応えがあります。

これがジャガイモのほっくり感をほんのり想起させるわけです。

しかも脂質はほぼゼロ。カロリーはポテチの1/5以下、罪悪感なしに“ポテチ気分”が味わえるという意味でも革命的です。


出典:ばくばクック


2.実際の成分比較と「ポテチ感」の正体

ここで実際の成分を比べてみましょう。

・ポテトチップス(1袋60g):約330kcal、脂質20g、塩分0.5~1.2g
・木綿豆腐(100g):約80kcal、脂質5g、塩分0g(※塩をふると0.2g前後)

つまり、豆腐+塩の組み合わせは圧倒的に低カロリー・低脂質。

なのに、脳は「しょっぱい=ジャンク」という錯覚を起こします。

この“味覚のスイッチング”がポイントで、実際にポテチが食べたい!というときにも代替可能なレベルでした。

調べてみると、SNSでも「豆腐+塩でポテチ味になる説」は結構知られていて、塩の代わりに「だし塩」や「青のり塩」を使うアレンジも人気でした。