3.フィジカルコンタクトと戦術面の新要素
体のぶつかり合いも自然さを増した。
スライディングはボールをきれいに刈り取る場面が増え、成功すればすぐ立ち上がって攻撃に転じられる。
ショルダーチャージで不自然に吹っ飛ぶような挙動も減り、強豪相手でも「フィジカルで止められた」と納得できる。
戦術面で注目なのが「リンクアッププレー」。
監督固有の組み合わせによって特別な連携が発動し、エトーとスナイデルのロングパス再現のように“あの名場面”を感じられる。
フォーメーション自体も修正され、サイドバックやボランチの位置取りがより現実に近く、ビルドアップのテンポが滑らかになった。
これらの積み重ねで、試合全体が“ゲームらしい速さ”から“サッカーらしい駆け引き”へと進化している。
まとめ
eFootball2026の試合は、数字で示せば細かな改善の積み重ねだが、操作するとすぐに違いを実感できる。
ドリブルで抜け出せる瞬間、パスが足元にピタッと収まる感覚、そしてAIが的確に守る緊張感。
「去年と同じゲームなのに、今年はなんか面白い」。
そんな体験を求めてコントローラーを握る人にとって、2026は確かな進化を遂げた一作といえるだろう。
今後の運営の参考にさせていただきまする。