普通に働いて生活できているのは誰のおかげかとたまには考えてみる


3.「ありがとう」を意識すると日常が変わる

当たり前のことに気づく瞬間は、意外と日常に散らばっている。

朝のコーヒーを飲みながら「この豆を収穫した人がいる」と思うだけで、味わい方が変わる。

バスに乗るときに「運転してくれる人がいる」と考えるだけで、安心感が広がる。

もちろん、感謝を口にする機会は少ないかもしれない。

けれども「誰かのおかげ」と思うこと自体が、心の余裕を生む。

社会全体でそうした気持ちが増えていけば、人との関係も今より少し柔らかくなるのではないだろうか。


出典:人生これから – ブッダの教え


まとめ

普通に働いて、普通に生活できるのは、決して「当たり前」ではない。

鉄道や物流を動かす人、食べ物を届ける人、数え切れない働きがつながって、今の暮らしがある。

数字で見るとその規模が実感でき、意識すると「ありがとう」が自然に浮かぶ。

日常の小さな場面で、「これは誰のおかげかな」と一度考えてみる。

それだけで普段の景色が少し豊かに見えるはずだ。


SNOWさんが思うこと

直接感謝を伝えられたり、称賛されないと満足できないのは、かっこわるいなと思うようになりました。

たとえば怒られても、妬みややっかみで陰口を言われたりしても、それはそれで自分を認めてくれている部分があるということで、本質的には悪いことではないと思います。

自分の見ていないところでは、想像を絶するほどのたくさんの「親切」で支えられているのではないかと、ときどき思います。

良いことはおかげさま、悪いことは身から出た錆と言われますが、自然にそう思えるようになった時に、また一歩ステップアップできるんじゃないかと思います。