香川県高松市のサンポート高松で、2日間にわたって開かれた「かがわスタートアップフェスタ2025」。
秋らしい青空の下、ガラス張りのシンボルタワーに集まる人たちの中にいる自分、会場に入る前からソワソワします。
起業家の真剣なプレゼンの声、子どもたちの楽しげな笑い、外ではキッチンカーの香ばしい匂い。
「ビジネス」と「お祭り」が同じ場所で自然に混じり合っている、そんな空気が印象的でした。
1.どんなイベントだったのか
まずはプログラムの全体像から。
初日の9月14日には「香川県ビジネスチャレンジコンペ2025」の最終審査と表彰式が行われました。
書類選考を勝ち抜いた6組が登壇し、最大500万円の補助金を目指して熱のこもったプレゼンを披露。
観客席からも真剣に聞き入る雰囲気が伝わってきました。
2日目の9月15日は朝から夕方まで、会場全体がにぎやかな雰囲気に。
37の企業や団体によるPRブースでは、新しい製品やサービスが紹介され、体験できる展示も多数。
子ども向けのプログラミング教室やロボット体験、ものづくりワークショップもあり、家族連れで楽しめる内容でした。
さらにステージではトークセッションからダンス、漫才、小学生の演奏まで、多彩なプログラムが続きます。
2.見学して感じたこと
ここからは、実際に見ていて感じた印象です。
まず、起業やビジネスの世界がとても身近に感じられるイベントでした。
ブースにはプロトタイプや実物が並び、担当者と直接話せるので、「未来を作っている人たち」との距離が近い。
ビジネスコンペのプレゼンも、数字や計画がしっかりしていて現実味がありました。
全体の雰囲気は、とにかく多様。
家族連れ、学生、企業関係者などいろいろな人が集まっていて、真剣な議論と楽しそうな笑顔が同じ空間にあるのが心地よかったです。
事前にスケジュールを決めておかないと、見たいものを逃す可能性があると感じました。