3.融合を生み出す仕掛け:音作りとステージング
ジャズの即興性とポップの聴きやすさ、このバランスがElise Trouwの大きな魅力です。
ライブではその場でドラムやギターを録音し、ループさせて曲を作り上げる。
積み上がる音を目の前で体験するのは圧巻です。
複数の楽器をひとりで操るからこそ、音の世界観に統一感がある。
ステージではジャズクラブのような親密な空間でも、フェスの大舞台でも観客を巻き込む力があります。
もちろん挑戦も続きます。
ポップに寄りすぎればジャズファンには物足りない、逆もしかり、それでも彼女は「新しい音を届けたい」とSNSで発信しています。
次の一歩に期待せずにはいられません。
出典:Elise Trouw
まとめ
Elise Trouwは、サンディエゴから世界に響く音楽を発信するアーティスト。
ジャズの自由さとポップの親しみやすさを組み合わせ、ひとりで音を作り上げる。
最新EP「Losing Sleep」やライブ活動を通じて、音楽の“融合”を体現しています。
あなたならどんな瞬間にこの音を聴きたいですか?夜の散歩? それとも集中したい作業中?
一度そのループに身をゆだねてみると、彼女の世界観がより深く感じられるはずです。
SNOWさんが思うこと
ジャズはけっこう好みが分かれるジャンルだと思っていますが、アレンジすることで多くの人に受け入れられる可能性が高くなるのかもしれない。
そんな可能性を感じさせてくれるEliseさんですが、聴いていて心地よい、観ていてもかっこいい、クール。
音楽性も、曲ごとに成長している感じがします。
地道に積み上げて、バズではない本物のエンゲージメントを獲得していってる、そんな感じのアーティストさんだなぁと思います。
典型的なバズタイプのアーティストさんといえば僕の中ではWet Legさんですが、それも実力あってこそなので、日々の練習や試行錯誤が大事ですね。