3.導入から定着までの流れ
最初は試行錯誤が続き、どこまで自動化するか、何を手作業に残すかの線引きに悩むことが多かった。
結局は、こうした折衷的な形に落ち着いた。
- Accessからのデータ抽出までは自動化
- Excelの帳票出力は半自動化
- 最終確認と印刷は人の目でチェック
数か月かけて運用が安定すると、現場の担当者も安心して使うようになった。
「次の月も同じ手順で大丈夫」という信頼感が生まれ、ようやく仕組みとして定着していった。
出典:わちょんのゆっくりIT
まとめ
ExcelとAccess、そしてVBAを組み合わせた帳票作成は、過去の現場で広く使われた方法だった。
手作業の多さに悩みつつも、自動化によって確実に効率化が進んだことは間違いない。
ただし完全な省力化は難しく、柔軟な修正や人の確認が不可欠だった。
今思えば、あの地道な工夫が次のシステム化やクラウド移行への橋渡しになっていたのかもしれない。
昔を振り返ると「大変だったけれど意味はあった」と、少し誇らしい気持ちにもなる。
今後の運営の参考にさせていただきまする。