淡いネオンライトが夜空に浮かび、仮想の街を行き交うアバターたち。
そこでは現実と仮想の境界が、かつてよりずっと曖昧になっています。
昔は「セカンドライフ」がメタバースの代名詞でしたが、いま振り返ると進化の速さに自分が追いついていないと感じます。
この記事では、2025年現在注目されているメタバースゲームをランキング形式で紹介し、最新トレンドや選び方のポイントを丁寧に解説します。
注目すべきトレンドと市場背景
2025年のメタバース市場は、AI・XR(VR/AR)・5Gといった技術の融合が進んでいます。
特にVRヘッドセットやARグラスの普及が急速に進み、世界的にもユーザー層が拡大しています。
また、デジタルネイティブ世代が成人を迎えることで、仮想空間内での交流・経済活動・自己表現が再び注目されています。
これまで「遊ぶ」だけの場だったメタバースが、「作る」「稼ぐ」「集う」といった複合的なプラットフォームへと進化しているのです。
今回は、その中でも特に勢いがある10作品を紹介します。

ランキング ~2025年注目のメタバースゲーム10選~
ここでは、ゲーム性・コミュニティ性・経済的側面などを総合的に評価し、今注目されているタイトルをピックアップしました。
Fortnite
- バトルロイヤルとして知られていますが、クリエイティブモードによって仮想空間の構築も可能です。
- 有名アーティストのライブや映画上映など、イベントの開催数が多く、エンタメ性が高い点が魅力です。
- 全世界で3億人以上のユーザーが参加しており、まさにメタバースの中心的存在です。
Roblox
- 誰でもゲームや体験を作れるユーザー生成型(UGC)プラットフォームです。
- 世界中のユーザーが作成した無数のワールドがあり、アスレチックからRPG、シミュレーションまで幅広く楽しめます。
- PCやスマホから手軽にアクセスできるため、年齢層を問わず人気があります。
VRChat
- ソーシャルVRの代表格で、自由にアバターを使って交流できる世界です。
- クリエイターが作ったワールドを自由に探検でき、VR機器を使えば高い没入感が得られます。
- 世界中のユーザーとリアルタイムで交流できるため、国境を越えたつながりが生まれやすい環境です。
ZEPETO
- アバターのカスタマイズ性が高く、ファッション感覚で楽しめるのが特徴です。
- チャットや撮影機能など、SNS的な要素が強く、若年層を中心に支持を集めています。
- スマホだけで参加できるため、誰でも気軽に始められます。
The Sandbox
- ブロックチェーン技術を活用し、仮想土地やアイテムを所有・取引できるのが特徴です。
- 初心者でも使えるツールが用意されており、誰でも簡単にゲームや体験を作れます。
- NFTやトークンを用いた経済圏が確立しており、遊びながら資産を増やせる点が注目されています。
元素騎士Online META WORLD
- 日本発の3DメタバースMMOとして注目されています。
- ファンタジー要素とNFTシステムが融合しており、国内外のユーザーが活発に参加しています。
- トークンを使った経済圏が整備されている点もユニークです。
THE LAND ~エルフの森~
- 箱庭系のメタバースとして、農業や町づくりなどをのんびり楽しめます。
- ブロックチェーンを使いつつも、難解な操作を避けたライトな体験設計が特徴です。
- 仮想空間の中で自然や生活を楽しみたい人におすすめです。
Decentraland
- 仮想土地の売買で有名な老舗メタバースです。
- イベント開催やビジネス利用も進んでおり、自由な表現と経済活動が両立しています。
- 初期からのユーザーが多く、成熟したコミュニティが形成されています。
Axie Infinity
- 「遊んで稼ぐ(Play to Earn)」という仕組みを確立したNFTゲームです。
- モンスター育成や対戦、トークン売買など、ゲームと経済が密接に結びついています。
- NFTの代表格として、一時は世界的なブームを起こしました。
Cluster(番外・注目枠)
- 日本発のメタバースプラットフォームで、イベントやライブを中心に人気を集めています。
- PC・スマホ・VR機器のどれでも利用でき、クリエイターが自作のワールドを公開することも可能です。
- 国内コミュニティが活発で、日本語環境の安心感があります。
出典:フォートナイト 公式