mol-74 – 日本のエレクトロニカ系・情緒的なロックを奏でるインディーバンド

SNOW

2025-11-26

透明感のある声と情緒的なサウンドが魅力のmol-74について、最新の情報も交えながらまとめてみました。

エレクトロニカとロックの絶妙な融合が心地よいバンドです。

活動の流れや音楽性を振り返りつつ、これから聴く方にもわかりやすく紹介していきます。

静かに染み込んでくる音楽が好きな方は特に楽しめると思います。

バンド概要

mol-74(モル)は2010年に京都で結成された4人組ロックバンドです。

メンバーは武市和希さん、井上雄斗さん、坂東志洋さん、髙橋涼馬さんの4名で構成されています。

エレクトロニカやポストロックの要素を含む、繊細で情緒豊かな音楽性を軸に活動を続けてきました。

静けさと透明感を大切にしたサウンドが特徴で、聴くほどに深く浸れる感覚があります。


音楽性の「情緒と透明感」

バンドのサウンドは、透き通るハイトーンボイスと淡いシンセの組み合わせが印象的です。

エレクトロニカの質感とバンドアンサンブルの温度感が自然に溶け合っています。

歌詞は日常の中にある小さな揺らぎや切なさを丁寧に描き、内側にそっと触れてくるような表現が中心です。

YouTube公式チャンネルは2024年に登録者10万人を突破するなど、じわじわと支持を集め続けています。


主な作品とハイライト曲

バンドは2019年に1stフルアルバムでメジャーデビューしました。

その後も2022年、2024年とアルバムをコンスタントに発表し、作品ごとに音像を丁寧に更新してきました。

代表曲には「%」「エイプリル」「Answers」「Replica」などがあり、いずれもバンドの世界観を象徴するような楽曲です。

音の“隙間”を大切にしたアレンジが多く、夜にひっそり聴きたくなる雰囲気があります。


活動休止について

バンドは2025年2月に、同年5月末をもって活動を休止することを発表しました。

活動休止前には東京と京都でラストライブが開催され、多くのファンが集まりました。

ライブの一部は配信も行われ、遠方のリスナーも最後のステージを見届けることができました。

約15年にわたる歩みの一区切りとして、それぞれの未来に向けた決断だったようです。


出典:mol-74