あのと|希望と葛藤を唄う関西で活動しているらしいオルタナティブロックバンド

SNOW

2025-12-06

あのとは、関西を拠点に活動する4人組のオルタナティブロックバンドです。

バンドとしての歩みはまだ浅いものの、希望と葛藤をテーマにしたまっすぐな楽曲が注目を集めています。

ここではバンドの特徴や音楽性、最新の動き、そして私自身が感じた魅力についてお話しします。

新しいロックバンドを探している方にとって、ちょうど良い出会いになると思います。

“あのと”とは?

あのとは、2024年8月に活動をスタートさせた4人組ロックバンドです。

メンバーは以下のとおりです。

  • Vo & Gt:谷安こころ
  • Gt:多田優希
  • Ba:的場裕太郎
  • Dr:山本みゅうじ

活動開始から短期間のうちに複数のシングルを発表しており、新しい表現に積極的に挑む姿勢が印象的です。

最近の動き

2025年11月には、新曲「わたしを忘れて」が配信リリースされました。

同時公開されたミュージックビデオでは、繊細な心情を映像表現として落とし込んだ作品となっており、バンドの進化を感じられる内容です。

ボーカルの谷安こころは、この楽曲に込めた思いとして、突然スイッチが切れたように誰とも関わりたくなくなる瞬間や、逃げたい気持ちと逃げられない現実の狭間で揺れる感情を語っています。

その揺れ動く心情を受け止め、肯定しようとする姿勢が、曲の根底にある優しさとして伝わってきます。


音楽性と作品の雰囲気

あのとの楽曲は、ギター・ベース・ドラムといった王道のバンド編成を基盤に、オルタナティブロックらしい質感を持っています。

歌詞では「葛藤」「逃避」「希望」といった、誰もが抱える内面の動きを丁寧に描き出しています。

また、ミュージックビデオなど映像作品にも力を入れており、音と映像をセットで体験することで、楽曲の世界観がより深く伝わる仕上がりになっています。

「夏の鼓動」では、夏の記憶やノスタルジックな感情をテーマにした映像が印象的で、楽曲と映像が互いを引き立て合うように構成されています。


出典:あのと