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170cm超えジョッキーたちの「超人的」な努力
僕が一番衝撃を受けたのは、レジェンド・武豊騎手や若手のホープ・坂井瑠星騎手のように、170cm以上の身長がありながら51kgを維持しているという事実です。
18歳の一般男性の平均体重が約61kgであることを考えると、そこから10kgも削ぎ落としている計算になります。
高身長ならではのメリットと苦悩
身長が高いことは、競馬において決してマイナスばかりではありません。
- リーチの長さ: 長い手足を活かして、馬をダイナミックに追うことができる。
- レバレッジ: テコの原理を利用して、パワーのある馬をコントロールしやすい。
しかし、高身長になればなるほど、骨量や基礎代謝の関係で体重は増えやすくなります。
松本大輝騎手に至っては176cmというモデル体型でありながら、体重はなんと46.0kg(公称)。
この数値を維持しながら、時速60km以上で走る馬を御する筋力をキープできている。
ストイックここに極まるような、まさに職人の世界と言えます。
ジョッキーを志すための厳しい門戸
これほどまでに過酷な体重管理が必要な理由は、実はデビュー前から始まっています。
JRAの競馬学校に入学するためには、年齢に応じた非常に厳しい体重制限をクリアしなければなりません。
入学試験から始まるサバイバル
例えば、最新の募集要項では、10代半ばの受験生に対して「46kg以下」や「49kg以下」といった制限が課されています。
成長期の子供にとって、この数値を維持しながら激しい運動を行うのは並大抵のことではありません。
中には中学校の給食を食べずにトレーニングに励んだり、1日の食事を2回に制限したりする子もいるそうです。
身長制限こそ明文化されていませんが、将来的に身長が伸びることを予測し、親の体格までチェックされると言われています。
競馬ファンとして思う「究極のアスリート像」
ここからは僕の個人的な所感ですが、この極限まで削ぎ落とされたジョッキーの姿に、真のプロフェッショナリズムを感じます。
僕と同じ170cmの身長がありながら、その体重を何十年も維持し続ける武豊騎手の存在は、もはや魔法のようです。
日常の暴飲暴食を控え、毎日決まった時間に体重計に乗るという「当たり前の継続」が、あの華やかな騎乗を支えています。
また、最近は松本大輝騎手のような、これまでの常識を覆す超高身長ジョッキーの活躍も目立ちます。
「高身長=不利」という定説を、徹底した管理と技術で跳ね返す姿には、新しい時代の競馬を感じてワクワクします。
僕も「最近少しお腹が出てきたな」なんて言っている場合ではないと、背筋が伸びる思いです。
出典:アドマイヤベガをなぞる
まとめ
JRAトップ騎手たちの身長と体重を調べてみた結果、そこには驚異的なプロ意識と、過酷な自己管理の歴史が詰まっていました。
160cm台前半が主流の世界で、170cmを超えるハンデを背負いながらトップで走り続ける武豊騎手や坂井騎手の凄み。
そして、平均体重より20kg近く軽い状態でレースに挑む彼らの情熱は、まさに「アスリート」の枠を超えた存在です。
次に競馬を観るときは、馬の血統や実力だけでなく、その背中にまたがるジョッキーたちが維持している「驚異の数値」にも注目してみてください。
参照元・引用リンク
※フォーエバーヤング|ダート馬で初の年度代表馬は歴代最強馬?!天賦の才と鋼のメンタル