2025年7月、大相撲名古屋場所がいよいよ開幕しました。
今年は横綱の貫禄、大関の活躍、ベテラン勢の巻き返し、そして若手力士の台頭が期待されています。
会場の熱気も日を追うごとに高まり、注目の一番には連日多くの視線が集まっています。
本記事では、そんな名古屋場所の「注目力士トップ10」をランキング形式で紹介します。
1.名古屋場所2025を彩る注目の力士たち
2025年の名古屋場所は、横綱に昇進したばかりの大の里、安定感を見せる豊昇龍をはじめ、照ノ富士・貴景勝・霧島・琴櫻といった大関陣も顔を揃えています。
上位陣の充実ぶりが際立つ場所となりました。
さらに、関脇以下からは若隆景や安青錦、大栄翔、豪ノ山など、勢いのある若手・中堅力士たちが存在感を放っており、今後の角界を担う存在として注目を集めています。
今回のランキングは、現在の成績、将来性、話題性などをもとに編集部独自の視点で選出したものです。
それぞれの力士が今場所でどのような土俵を見せるのか、背景や立ち位置にも注目しながらご覧ください。
出典:中日新聞デジタル編集部
2.注目力士ランキングTOP10
1位:大の里(おおのさと/横綱)
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5月・7月と幕内優勝を果たし、史上最速13場所で横綱昇進
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番付:西横綱(第75代)
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圧倒的な地力と若さで新時代の顔に
2位:豊昇龍(ほうしょうりゅう/横綱)
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2025年初場所で昇進した第74代横綱
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モンゴル出身で、投げ・寄りの攻撃型相撲が特徴
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日本国籍取得の準備中で、将来は年寄残留も視野に
3位:琴櫻(ことざくら/大関)
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2024年3月に大関昇進、祖父・元横綱琴櫻の四股名を襲名
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安定感ある四つ相撲と土俵際の粘りが武器
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7月場所も幕内上位で存在感を発揮中
4位:霧島(きりしま/関脇・元大関)
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大関経験者としての実績と、再昇進を狙う相撲内容
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技の切れと安定感があり、序盤から白星先行
5位:若隆景(わかたかかげ/関脇)
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小兵ながらスピードと技術で上位陣に対抗
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先場所は12勝3敗&殊勲賞、今場所も好調な滑り出し
6位:阿炎(あび/前頭筆頭)
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突き押しと変化を融合させた取り口で人気
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今場所では序盤から安定した勝ち星
7位:若元春(わかもとはる/前頭2枚目)
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大型の兄弟力士・若隆景とは対照的な安定感
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豊昇龍から金星をあげるなど注目の存在
8位:王鵬(おうほう/前頭3枚目)
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貴ノ花一門出身のホープ
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押し相撲で白星を重ね、上位定着を狙う
9位:千代翔馬(ちよしょうま/前頭4枚目)
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立ち合いの変化や突き落としが持ち味
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金星候補として目が離せない存在
10位:高安(たかやす/前頭5枚目)
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三役経験あり、押し相撲と左四つも得意
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今場所は再び中堅~上位の活躍が期待