瀬戸内国際芸術祭2025 – 夏休み向け夏会期と過ごしやすい秋会期の見どころ


2025年もやってきます、3年に1度のアートの祭典。

夏休みの家族旅行にもぴったり、さらに秋は落ち着いた島旅に最適。

最新情報を元に、夏会期・秋会期の注目ポイントを整理してみました。

どこをまわればいい?何を見ればいい?そんな疑問にお応えします。

1.夏は「参加」と「発見」の連続!体験型アートが豊作

夏会期は2025年8月1日から31日までの1か月間。

今年の注目はなんといっても、新しく加わる香川県東部の2エリア、さぬき市の志度・津田エリア、東かがわ市の引田エリアです。

どちらも初登場で、全作品が完全新作という贅沢な内容です。

たとえば津田の松原では、台湾の「雲門舞集(うんもんぶしゅう)」がダンスワークショップを開催、まるで砂浜がステージになるような一体感のある企画です。

引田では、手袋の町ならではの歴史ある建物を舞台にしたインスタレーションが登場、町歩きそのものがアート鑑賞になる、というユニークさがあります。

もちろん定番の直島や豊島、高松港も健在、直島では2025年5月末に新美術館がオープンし、夏には会田誠や村上隆、蔡國強らの作品も登場しています。

夏は暑さ対策も必須ですが、早朝や夕方の鑑賞、屋内作品を選べばかなり快適に楽しめます。

家族連れや学生さんにとっては、「体験できるアート」が夏の醍醐味です。


出典:瀬戸内国際芸術祭2025 夏会期 引田エリア


2.秋は「静かさ」と「深さ」で味わう離島巡り

秋会期は10月3日から11月9日までの38日間、気候が穏やかで、芸術鑑賞にぴったりの時期です。

このタイミングでは「本島」「高見島」「粟島」「伊吹島」といった離島が追加されます。

これらの島々は、夏にはアクセスが難しい場所でもありますが、秋なら船便も増えて訪問しやすくなります。

アート作品も、地元住民と共同制作されたものや、自然との共生をテーマにしたものが中心。

たとえば、伊吹島では“見る”より“感じる”が大事な展示も登場予定。

また、宇多津や田井などの港町では、港湾エリアを舞台にした作品も楽しめます。

人混みもやや落ち着き、平日はかなり空いていることも多いので、「じっくり見たい派」や「カメラで静かに撮りたい派」にはベストなシーズンです。


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