パソコンで「絵を描く」って聞くと、PhotoshopやIllustratorを思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも、コードを使って描く世界もあるんです。
それが「Processing」というビジュアルプログラミング環境。
今回は、初めての人でもわかるように、設定方法とコーディングの基本を解説します。
1.Processingってどんなもの?特徴をわかりやすく解説します
Processingは、アートやデザイン分野で広く使われているオープンソースのプログラミング言語と開発環境です。
2001年にMITメディアラボ出身のベン・フライとケイシー・リアスによって開発され、現在も活発にアップデートされています。
Javaをベースにしていて、コードを書いてすぐビジュアル表現ができるのが最大の魅力。
最新の安定版は「Processing 4.3.1」(2024年11月リリース)。
Windows、Mac、Linuxすべてに対応していて、特に学生やアーティスト、デザイナー志望者から支持を集めています。
ブラウザで動く「p5.js」とは兄弟のような関係で、こちらも後々チャレンジしてみる価値ありです。
2.まずは準備!Processingのインストール方法と使い方がわかります
Processingは公式サイト(https://processing.org)から無料でダウンロードできます。
インストールはいたってシンプル。起動してすぐ「エディタ画面」が立ち上がります。
エディタには、中央にコードを書く領域と、下にコンソールログが表示されるスペースが用意されています。
ファイルの保存は「スケッチブック」と呼ばれ、自動的に日付名のフォルダにまとめてくれます。
たとえば、sketch_230807a
のような形式で保存され、過去の作品も一覧で管理しやすい設計になっています。
「▶」ボタンを押すだけで、すぐに描画結果が表示されるのがうれしいポイントです。
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