日常生活に役立つ数学 – お金と時間を賢く使おう

SNOW

2025-09-21


レジ前で「この割引って本当にお得?」と迷ったことはありませんか。

あるいはローンの返済額を見て「思ったより長い…」と感じたこともあるかもしれません。

実はこうした日常の疑問には、ちょっとした数学が役立ちます。

数字の意味を理解できれば、暮らしの選択はもっとラクで安心になります。

1.割引とポイント計算のコツ

セールの「30%オフ+さらに5%還元」など、複雑な割引表示に出会うことは多いですよね。

実際は「30%オフした後に、残りの価格から5%還元」なので、合計で35%引きにはなりません。

例えば1万円の商品なら、30%オフで7,000円、そこから5%還元なので6,650円相当の支払いです。

このときの実質割引率は33.5%、数字を分解すると、本当のお得さが見えてきます。

あなたは普段、どこまで計算してから買い物していますか。


2.金利とローンの仕組み

マイホームや車のローン、クレジットの分割払い。

金利は「ちょっとの数字」に見えても、総額では大きな差になります。

たとえば300万円を年2%で10年間借りると、利息は約31万円。

年5%なら利息は約82万円に跳ね上がります。

数字を知らずに契約すると、この差に気づかないまま支払い続けることになります。

「利率が1%下がれば数十万円単位で得することもある」。

そう考えると、金利の小さな数字の大切さが実感できませんか。