フォーマットが大幅に刷新された初のクラブワールドカップを、イングランドプレミアリーグのチェルシーがを制しました。
歓喜の瞬間、青いユニフォームが一列に並んでピッチを全体を包み込む様子。
前半から主導権を握り、試合を決めるゴールを次々と決める姿に圧倒されます。
この試合は、4-2-3-1の布陣が完璧にハマった一戦といえるでしょう。
１．決勝を支配したスタメンとシステム
チェルシーは4-2-3-1を採用し、サンチェスがゴールを守りました。
最終ラインはグスト、チャロバー、コルウィル、ククレジャ、中盤はリース・ジェームズとカイセドがダブルボランチを組み、攻守のバランスを支えます。
2列目にはコール・パーマー、エンツォ、ネトが並び、トップにはジョアン・ペドロ。
この配置が、試合全体のテンポを支配する鍵となりました。
特に前半22分のパーマーの先制点は象徴的、そこから流れを完全に掌握し、30分にも追加点が決まりました。
前半終了間際の3点目は、試合をほぼ決定づけました。
２．主役となったコール・パーマーの存在感
この試合のMVPは間違いなくパーマーです。
2得点1アシストという数字だけでなく、試合全体のリズムを作るプレーが光りました。
相手ディフェンダーをかわして右足で決めたゴールは、筋書き通りのお手本のような一撃。
観客席からも大歓声が上がり、スタジアムの雰囲気が一変しました。
カイセドとエンツォのサポートも見事で、中盤の支配力がパーマーの自由度を高めました。
「このまま走り切れるのか？」という期待と不安が入り混じる中、チェルシーは一切失速せず、後半も落ち着いた試合運びでした。
出典：DAZN Japan