秋風が心地よく吹き抜けるスタジアム。
選手たちのスパイクが芝を蹴る音に、残り少ないシーズンの緊張感が漂う。
ここでは10月1日時点のJ1・J2・J3の順位表と、得点・アシストランキングを整理してみたい。
単なる数字以上に、それぞれの背景や物語が見えてくるはずだ。
J1リーグの現況
順位表(第32節終了時点・上位)
- 1位:鹿島アントラーズ(勝点64/32試合、得失点差+24)
- 2位:ヴィッセル神戸(勝点60)
- 3位:京都サンガFC(勝点59)
- 4位:柏レイソル(勝点57)
鹿島がわずかなリードを保つが、神戸や京都も追撃体制を崩していない。
残り数試合での直接対決がシーズンの行方を左右しそうだ。
得点ランキング
- レオ・セアラ(鹿島)13得点
- ラファエル・ハットン(C大阪)10得点
- 北川航也(清水)、ラファエル・エリアス(京都)、宮代大聖(神戸)各8得点
得点王争いはややセアラが抜けているが、残り数試合で変動は十分にありうる。
アシストランキング
- ルーカス・フェルナンデス(C大阪)
- 佐々木大樹(神戸)
- 小屋松知哉(柏)、相馬勇紀(町田)
アシスト王争いは拮抗しており、チームの順位にも直結しそうな争いだ。
出典:Jリーグ公式ハイライト動画チャンネル
J2リーグの現況
順位表(第31節終了時点・上位)
- 1位:水戸ホーリーホック(勝点58)
- 2位:V・ファーレン長崎(勝点56)
- 3位:ジェフユナイテッド千葉(勝点55)
水戸がリードしているが、長崎と千葉も僅差で続く。
昇格争いは最後まで緊迫した展開になりそうだ。
得点ランキング
- マテウス・ジェズス(長崎)14得点
- 渡邉新太(水戸)12得点
- 小松蓮(秋田)、マルクス・ヴィニシウス(今治)10〜11得点
攻撃陣の顔ぶれが昇格戦線を象徴している。
エースが調子を維持できるかどうかが大きなカギになる。
出典:Jリーグ公式ハイライト動画チャンネル
J3リーグの現況
順位表(第28〜29節終了時点・上位)
- 1位:ヴァンラーレ八戸(勝点57〜60)
- 2位:鹿児島ユナイテッド(勝点54)
- 3位:栃木シティ(勝点54)
八戸がリードしているが、鹿児島と栃木が真後ろにつける展開。
昇格枠をめぐる争いはまさに混戦だ。
得点ランキング
- 橋本啓吾(宮崎)12〜13得点
- 小林心(高知)、河村慶人(鹿児島)各10得点
- 平岡将豪(栃木C)、田中想来(松本)9得点
ゴール数だけでなく、どの試合で得点を決めるかがインパクトを左右する。
直接対決での得点はMVP級の価値を持つ。
出典:Jリーグ公式ハイライト動画チャンネル