旅行好きな方にとって、「株主優待で旅行ができる」というのは夢のような話です。
実際、交通費や宿泊費を優待でカバーできる銘柄は少なくありません。
航空会社、鉄道会社、ホテル運営企業など、旅行に関わるさまざまな企業が株主優待制度を設けています。
今回は、2025年時点の最新情報をもとに、旅行に使える株主優待銘柄や選び方のポイントを解説します。
Contents
旅行に使える株主優待の種類
鉄道・航空・船舶割引
鉄道会社では、新幹線や特急を含む運賃の割引券を提供している場合があります。
航空会社では、国内線や国際線の運賃が株主優待価格で利用できる制度が代表的です。
さらに、フェリーやクルーズなどを運航する企業では、旅行パッケージや宿泊を含めた優待商品が提供されることもあります。
ホテル・旅館優待
ホテルチェーンを運営する企業では、宿泊割引券や無料宿泊券が配布されるケースがあります。
また、地域密着型の旅館グループでも、株主向けに特別割引を実施していることがあります。
旅行パッケージ・ツアー割引
旅行会社と連携し、株主限定の旅行商品を割引価格で提供するケースもあります。
航空会社が手掛ける旅行パッケージ(国内・海外ツアー)に株主優待を組み合わせて使えるのも魅力です。
代表的な優待が使える銘柄(2025年時点)
ANAホールディングス(9202)
国内線の株主優待番号案内書を発行しており、2025年からは有効期間が1年半に延長されます。
航空券のほか、提携ホテルの宿泊割引などにも活用できるケースがあります。
日本航空(JAL、9201)
100株保有で国内線半額の株主割引券をもらえる制度が人気です。
また、国内外の旅行パッケージ商品が3〜8%割引で利用できる優待もあります。
JR西日本(西日本旅客鉄道)
自社グループホテルの宿泊優待や、旅行会社「日本旅行」の企画ツアーを割引価格で利用できます。
レンタカー割引や旅行商品(「赤い風船」など)の優待もあり、幅広く使えるのが特徴です。
ティーケーピー(TKP、3479)
自社が運営する宿泊施設で使える優待宿泊券を発行しています。
100株保有で1万円分の宿泊券がもらえるなど、保有株数に応じて特典が増える仕組みです。
東海汽船
株主優待として、自社が企画する旅行商品(日帰り・宿泊プラン)を15%割引で利用できます。
さらに、大島温泉ホテルなどの宿泊料金も優待価格で利用可能です。
その他注目銘柄
H.I.S(9603)などの旅行関連企業も、ツアーや宿泊商品の優待を実施しています。
また、クルーズ会社や地方鉄道など、旅行に関連する企業も人気ランキングに登場しています。
出典:JAL、サブチャンネルはじめました。