「ほぼ馬券を外さなかった馬」として語り継がれる名馬がいます。
それが芦毛の「最強の兄」ビワハヤヒデです。
通算16戦10勝、そして驚異的なのが連対率94%という記録。
派手さでは弟のナリタブライアンに目が行きがちですが、安定感という意味で歴代屈指のスーパーホースでした。
連対率94%という驚異の数字
データで見るビワハヤヒデ
まずは基本データを整理してみます。
- 生涯成績:16戦10勝
- 2着:5回
- 3着以下:1回
- 連対率:93.7%(約94%)
この数字は日本競馬でもトップクラス、しかも唯一の連対外は、故障を発症したレースでした。
つまり健康な状態のレースだけ見ると、ほぼすべてで2着以内ということになります。
デビューから15戦連続連対という記録は、中央競馬史でもトップクラスの安定記録として知られています。
芦毛の王者の系譜
芦毛のスターたち
日本競馬では一時期、芦毛の名馬が続いた時代がありました。
- タマモクロス
- オグリキャップ
- メジロマックイーン
- ビワハヤヒデ
芦毛の系譜ともいうべきアイドルホースたちでしたが、ビワハヤヒデは芦毛黄金時代の最後の王者とも言われました。
白く輝く馬体と巨大な顔は非常に印象的で、当時のファンの間では「顔が大きい馬」としても有名でした。
ただ、その特徴的な外見以上に強烈だったのがレースでの安定した走りで、とにかくどんなレースでも必ず上位に来るとい安心感がありました。
BNWと呼ばれた三強時代
1993年クラシック戦線
1993年のクラシック戦線は、競馬史でも有名な三強時代でした。
- ビワハヤヒデ
- ナリタタイシン
- ウイニングチケット
頭文字を取ってBNWと呼ばれていました。
クラシックの結果は、皐月賞はナリタタイシン、ダービーはウイニングチケット、そして菊花賞がビワハヤヒデと、三冠をきれいに分け合いました。
最も安定して好走していたのは、ビワハヤヒデでした。
皐月賞2着、ダービー2着という惜敗を経て、最後の菊花賞でついにG1を制覇します。
この菊花賞では5馬身差の圧勝、しかも3000mで日本レコードに迫る走りでした。
出典:JRA公式チャンネル