東京の国立競技場に熱気が戻ってきます。
世界陸上2025が、いよいよ9月13日から開幕です。
夜の照明に照らされたトラック、歓声とフラッシュが交錯するスタジアム。
そんな舞台で、誰が王者の座をつかむのでしょうか。
1.男子スプリントはまさに“戦国時代”
短距離界のスター、ノア・ライルズ。
200mではダイヤモンドリーグ6連覇を達成し、圧倒的な安定感を誇ります。
一方で100mではジャマイカのキシャネ・トンプソンに敗れる場面もあり、独走とは言えません。
今年6月に9.75秒を叩き出したトンプソンは、今季の世界最速ランナー。
さらにパリ五輪200m金メダリストのレツィレ・テボゴ(ボツワナ)が存在感を放ちます。
若さと勢い、そしてライルズを倒した実績を持つ彼は、再び波乱を起こすかもしれません。
アメリカ勢のケニー・ベドラネクも侮れません。
100mで9.79、200mで19.67とトップレベルの記録を持ち、ライルズの背中を常に追っています。
そして男子トラックのもう一つの主役が400mハードル。
ノルウェーのカルステン・ワーホルムは世界記録保持者で、常に世界大会の主役。
圧倒的なスピードで障害を駆け抜ける姿は、国立競技場を最高潮に盛り上げるでしょう。
出典:テレ東スポーツ
2.女子種目のスターたちが東京に集結
女子100mでは、アメリカのメリーサ・ジェファーソンが台頭。
10秒65という驚異的なタイムで一気に注目株に躍り出ました。
ここにシャカリ・リチャードソンやジャマイカ勢が加われば、まさに激戦区です。
400mではシドニー・マクローフリンが新たな挑戦を仕掛けます。
400mハードルで数々の世界記録を打ち立てた女王が、平地400mへ。
彼女の48秒台というスピードは、スタジアムを揺らす衝撃になりそうです。
中距離では、イギリスのキーレイ・ホジキンソンが大本命。
2024年パリ五輪800m金に続き、今季1分54秒台で世界トップの走りを披露。
「金メダル以外はいらない」と語る彼女の挑戦は、大会の見どころの一つです。
さらにフェイス・キピエゴン(ケニア)が1500mで女王の走りを見せ、ヤコブ・インゲブリクセン(ノルウェー)は1500mと5000mの二冠を狙います。
フィールドでは世界記録保持者が勢ぞろい。
ヤロスラワ・マフチク(走高跳)、アーマンド・デュプランティス(棒高跳)、ユリマル・ロハス(三段跳)、ライアン・クルーザー(砲丸投)。
それぞれが“世界一強い選手”として東京の空を切り裂く一瞬を作り出すはずです。