3.管理とリーダーシップのバランス
では、どちらが大切か、答えは両方が必要、管理だけでは停滞、リーダーシップだけでは空回りします。
現代のマネジメント教育では、このバランスが重視されています。
たとえばPMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)でも、プロセス管理と人的マネジメントをセットで学びます。
日本企業でも「プレイングマネジャー」が増え、両方を兼ね備える人材が求められる時代です。
あなたの職場ではどうでしょうか?上司は「管理型」ですか、それとも「リーダー型」ですか?
あるいは、自分自身がどちらに寄っているのか、そう意識するだけで、日々の行動が変わるはずです。
まとめ
マネジメントには「管理」と「リーダーシップ」という二つの軸があります。
管理は安定を生み、リーダーシップは推進力を与える。
どちらか一方ではなく、両方を意識して組み合わせることが成果につながります。
情景を思い浮かべながら、自分はどちらの要素を強めたいか。
次の会議やプロジェクトで、一度立ち止まって考えてみるのも良いのではないでしょうか。
SNOWさんの教訓
サッカーでマネジメントといえば、黄金期マンチェスターユナイテッドの指揮官、アレックス・ファーガソン監督な気がしている族の者です。
管理とは、リーダーシップとはを考えることも一定の価値はあるけど、その場によってもけっこう違うと思います。
たとえば時給1,500円で適当にアルバイトを雇って、丁寧にソフトウェア開発についてマネジメントしても、一部の人が成果をあげたらラッキーぐらいです。
極端な話、真夏でエアコンもきいてないキャンピングカーの中でリモートワークをしろと言っても、効率は上がらない。
相応の努力をしている人がいて、その人がどういう人か、どういう環境に置かれているか、なんとなくでいいので考えて初めて、良いマネジメントになるんだと思っています。