夏の夕暮れ、街角のスピーカーからふと流れてきた曲に足を止めた経験はありませんか。
心をわしづかみにされるメロディや、人生を重ねてしまう歌詞。
そんな音楽体験を、日本の国民的バンド「Mr.Children」は何度も与えてくれました。
今回は昭和生まれの僕が、彼らの最高の名曲TOP3をプレゼンします。
1.時代を変えた瞬間 – イノセントワールド
1994年にリリースされた「イノセントワールド」。
この曲はミスチルのブレイクを決定づけた代表作で、オリコン週間1位を獲得しました。
イントロの透明感あるギター、そこから広がる「新しい世界に踏み出そう」というメッセージは、当時の若者に大きな勇気を与えました。
数字で見ても、このシングルは200万枚以上を売り上げ、平成初期の音楽シーンを塗り替えた存在です。
昭和生まれの僕からすると、まだCDショップで列を作っていた時代の象徴的な1枚。
「みんなでカラオケで歌ったな」と思い出す人も多いのではないでしょうか。
出典:Mr.Children Official Channel
2.心の支えになる – Tomorrow Never Knows
1994年11月にリリースされた「Tomorrow Never Knows」。
ドラマ『若者のすべて』の主題歌としても大ヒットし、270万枚を超えるセールスを記録しました。
「果てしない闇の向こうに 手を伸ばそう」と歌うフレーズ。
どんな逆境にも希望を求め続ける姿勢は、バブル崩壊後の不安な時代に共感を呼びました。
昭和世代の僕にとっても、この曲は「背中を押してくれる音楽」そのものでした。
大人になってから聴き直しても、人生の岐路で心を支える強いメッセージが響いてきます。
出典:Mr.Children Official Channel