ソフトウェア開発で自分からはひとつも話しかけないことのリスクを言語化して可視化してみる企画

SNOW

2026-01-27

データで見る「沈黙」の影響

ここで、数字の話も少し入れて、感覚論だけにしないためです。

生産性との関係

国内IT企業の調査では、定例外コミュニケーションが多いチームは生産性が約1.2倍という結果があります。

雑談ではなく、軽い確認や共有が効いています。

離職率との関係

エンジニア離職理由の上位には「相談しづらい雰囲気」が入ります。

これは給与や技術スタックより上位に来ることもあります。

沈黙は環境要因としてカウントされます。


「話しかける」と「迎合する」は別物

ここで誤解されやすい点を整理します。

話しかけることは、迎合やおべっかではありません。

最低限の接点を持つという考え方

必要なのは雑談力ではありません。

進捗、懸念、認識確認、この3点だけで十分です。

回数よりも継続性が重要です。

自分の軸を保ったまま話す

無理に明るく振る舞う必要はありません。

淡々と事実を共有するだけでも関係性はできます。

技術者らしい距離感で問題ありません。


沈黙は戦略になるが、常用薬にはならない

個人的には、話しかけないという選択自体を否定する気はありません。

状況によっては有効な戦略、ただし、それを常用すると副作用が出ます。

沈黙は一時的な防御にはなりますが、成長や信頼の基盤にはなりません。

最低限の接点を意識的に残すことが、結果的に自分を守ると感じています。


出典:黒幕の日記帳

まとめ

ソフトウェア開発で自分から話しかけないことは、短期的には合理的です。

一方で、中長期では評価、理解、トラブル対応に影響が出やすくなります。

重要なのは、無理に話すことではなく、必要な点だけを共有する姿勢です。

沈黙と発話を状況で使い分けることが、現実的なバランスだと言えます。


参考

  • Stack Overflow Developer Survey 2024
  • IPA「IT人材白書」
  • 総務省 テレワーク実態調査

簡単なことしか任されない職場に来てしまった場合どうする?|2026年最新版