CSVをコピーして大きな表に足していくだけのアプリ|JavaScriptで作ってみよう

SNOW

2026-04-08

日々の業務でCSVを何度も扱う中で、「とにかくまとめたいだけ」という場面は意外と多いです。

今回は、コピーしたCSVをどんどん足していくだけのシンプルなWebアプリをJavaScriptで作ります。

複雑なライブラリは使わず、ブラウザだけで完結する軽量な構成です。

30秒でわかる記事要約(ななみさん音声)

シンプルなCSV蓄積アプリとは何か

このアプリは「入力→追加→蓄積→コピー」という4ステップだけで構成されます。

テキストボックスにCSVを貼り付けてボタンを押すと、別の領域に追記されていきます。

データベースも不要で、ブラウザ上の状態だけで完結するのが特徴です。

CSV編集ツールやExcelを立ち上げるほどでもない作業にちょうどハマります。


なぜこの仕組みが便利なのか

CSVの結合作業は、実務ではかなりの頻度で発生します。

たとえばログの結合、複数画面からの出力統合、テストデータの集約などです。

Excelを使うと操作コストが高く、貼り付けミスも起きやすいです。

一方でこのアプリは「追記のみ」に機能を絞っているため、操作が単純でミスが減ります。

体感的には作業時間が30〜50%ほど短縮されるケースもあります。


実装コード(WordPressにもそのまま埋め込み可能)

以下のコードはそのまま「カスタムHTMLブロック」に貼り付けて使えます。

JavaScriptは純粋なDOM操作のみで、外部ライブラリは不要です。

<div style="max-width:800px; margin:auto;">

  <h3>CSV入力</h3>
  <textarea id="inputCsv" rows="8" style="width:100%;" placeholder="ここにCSVを貼り付け"></textarea>

  <br><br>

  <button onclick="addCsv()">追加する</button>

  <hr>

  <h3>蓄積結果</h3>
  <textarea id="outputCsv" rows="10" style="width:100%;" placeholder="ここに蓄積されます"></textarea>

  <br><br>

  <button onclick="copyCsv()">コピー</button>

</div>

<script>
function addCsv() {
  const input = document.getElementById("inputCsv");
  const output = document.getElementById("outputCsv");

  const inputValue = input.value.trim();
  if (!inputValue) return;

  if (output.value.trim()) {
    output.value += "\n" + inputValue;
  } else {
    output.value = inputValue;
  }

  input.value = "";
}

function copyCsv() {
  const output = document.getElementById("outputCsv");

  output.select();
  document.execCommand("copy");

  alert("コピーしました");
}
</script>

処理のポイント解説

入力と出力の分離

入力用と出力用のtextareaを分けることで、役割が明確になります。

この構造はフォーム設計でもよく使われる基本パターンです。

追記ロジック

output.value += “\n” + inputValue の形で単純に連結しています。

ここを分岐しているのは、最初の1回だけ改行を入れないためです。

trimの重要性

trim()を使うことで、余計な空行やスペース混入を防げます。

実務ではこの一手でデータ品質がかなり安定します。

コピー処理

document.execCommand(“copy”)は古いAPIですが、現在でも多くの環境で動作します。

一方で最新環境ではClipboard APIの利用も増えています。

CSV入力




蓄積結果