Dianna Lopez という名前を聞くと、思わず有名人を連想するかもしれません。
でも実際には、ニューヨークを拠点に活動するインディーミュージシャン。
静かに、けれど確かに、存在感を広げている若手アーティストです。
ローファイR&Bとインディーポップを軸にした音楽は、夜の一人時間にもしっくりきます。
1. どんな人で、どこから出てきたのか
Dianna Lopez はニューヨーク州出身。
父親がDJだったこともあり、子どもの頃からソウルやディスコ、ロックまで幅広い音に触れて育ちました。
彼女はもともと演劇を学んでいましたが、友人の録音を手伝ったことをきっかけに音楽制作の道へ。
自宅でのDIY録音から始まり、BandcampやSpotifyに曲を公開し、2018年ごろから作品が少しずつ注目されるようになりました。
「ベッドルームポップ」の雰囲気をまといつつ、声はアンビエントで柔らかい。
都会の喧騒から離れて、静かな森の中で歌っているような響きを感じさせます。
2. 最近の作品と活動の広がり
ここ数年でリリースが活発になっています。
2023年には「Fluidity」、2024年には「Freedom Frequencies (Being the Wind)」、そして2025年にはアルバム『Crossing the Threshold』を発表。
Spotifyでは毎月のリスナー数がじわじわ増えており、インディーシーンの中で存在感を確立しつつあります。
数字だけ見ればメジャー級ではありませんが、「知る人ぞ知る」から「これから来るかもしれない」へ移り変わる段階。
もしあなたが新しいプレイリストを探しているなら、今がちょうど聴きどき。
いち早く発見した気分になれるタイミングでもあります。
出典:Dianna Lopez