90年代イギリス音楽を代表するロックバンド、OASIS。
彼らの音楽が、最近になって再び若い世代から注目を集めています。
名曲がTikTokやストリーミングでリバイバルし、新たな共感を呼んでいるのです。
当時の時代背景やサウンドの魅力を改めて紐解いてみましょう。
1.生きた伝説 – ノエル&リアム
OASISは1991年に結成されたイギリスのロックバンドで、ノエル&リアム・ギャラガー兄弟を中心に活動していました。
ブリットポップ全盛期の象徴として、1994年のデビューアルバム『Definitely Maybe』。
さらに翌年の『(What’s the Story) Morning Glory?』で世界的成功を収めました。
解散後もその楽曲は聴き継がれ、近年ではストリーミングやSNSの影響で若年層にも広まりを見せています。
2.きっかけは兄弟喧嘩?
OASISの音楽は、ザ・ビートルズの影響を受けたメロディアスなロックサウンドが特徴です。
社会への不満や労働者階級のリアリティを込めた歌詞も、幅広い世代の共感を呼びました。
リアムの荒々しいボーカルと、ノエルの繊細で力強いソングライティングは絶妙なコントラストを生み出し、ライブパフォーマンスも高く評価されました。
兄弟喧嘩で解散したという逸話も話題を呼び、伝説化の一因となっています。
現在はそれぞれソロで活動しており、ノエルの「High Flying Birds」、リアムのソロツアーも好調です。
3.カムバックと同時に主役
注目したいのは、OASISの代表曲「Don’t Look Back in Anger」が、近年再びチャートに浮上している点です。
この楽曲は、マンチェスターで起きた事件後の追悼式で歌われ、社会的な意味合いを持つアンセムとして位置づけられました。
「歌詞の一節が、いまの時代に刺さる」との声も多く、政治や社会の分断を和らげる象徴として機能しているのです。
また、SpotifyやYouTubeでの視聴数が急増していることからも、その再評価の動きがうかがえます。
まとめ
OASISは、単なる90年代のヒットバンドではなく、現代にも生きる「共感の象徴」として再び脚光を浴びています。
リアムとノエルの個性、歌詞の力、そして普遍的なメロディ。
それらが、時代を越えてリスナーの心に残り続けている理由といえるでしょう。
音楽の持つ不思議な循環性を、OASISという存在を通して改めて感じさせられます。
SNOWさんが思うこと
昔々、OASISが全盛期だったころに、よく遊んでいた友達がファンだったので聴き始めました。
僕はどちらかというと中毒性が強い方をとったので、OASISってどっちかというと刺激的には弱めなので、あんまり聴かなくなっていました。
でもたぶんずーっと長く永遠に聴いている分には、いい曲たちなんだろうなと思うし、中毒性と言っている時点であんまり良い方向性ではないのも自覚していますが。笑
またキャラガー兄弟の、ちょっと破天荒だけどみんなから愛される人となりが良かったんでしょうね。
バンド名がそもそも優しさの塊のようで、あと映像がめちゃくちゃかっこいいですよね!