3.Agentはどう振る舞うか
筆者がChatGPTに「ChatGPT Agentとは何ですか?」と尋ねたところ、以下のような説明が返ってきた。
「ChatGPT Agentは、あなたの目的を理解し、必要な手順を自動で組み立てて実行するエージェントです。
自分で情報を探し、コードを書き、必要ならば他のアプリを操作して、ゴール達成までを補助します。」
この説明はまさに、Agentが「自走的AIアシスタント」であることを示している。
また「Agentは、複数のツールを組み合わせて、複雑な仕事を段階的に処理できます。
ユーザーの承認を得ながら、適切な順序と方法で行動します」という補足もあった。
つまり、ChatGPT Agentは“やってくれるけど、勝手にはやらない”AIである。
この「自律」と「制御」のバランスが、2025年のAIのひとつの到達点なのかもしれない。
まとめ
ChatGPT Agentは、これまでのAIチャットとは異なる「自律的実行エージェント」として登場した。
ブラウジング・コード実行・予約・資料作成といった複数の操作を自動でこなし、ユーザーの目的達成を強力にサポートする。
一方で、その力を適切に扱うために、OpenAIはセキュリティとユーザー承認の設計を慎重に行っている。
ChatGPTに聞いてみた限りでも、その思想は「勝手にやるAI」ではなく「伴走するAI」に近い。
日常や仕事の中で「やってほしいことが多すぎる」と感じている人にとって、Agentの存在は革命的な助けになるかもしれない。
SNOWさんが思うこと
バリバリ使い倒している身としては、資料だけ渡してこれやっといてができるようになるというのは非常にありがたい。
これでいいんだろうかという疑念はどうしてもわいてくるけど、たとえば自動車を生産するのに一つずつ手作りというのはあまり考えられない。
だいたい工場のラインで生産されていて、どういうコンセプトかとか、どうやって効率よく生産するかというところで日々戦っている。
というわけで、ソフトウェア開発も本格的に自動化の時代がくるんですねということで、いまから予習をしておかないといけないということですね。
想像もつかなかった時代が実際にきていて、知らない人ほど絶望とか虚無感に陥ったりしていると思うので、まずは知ることだと思っています!