ものすごいマウスと普通のマウスは実際のところどっちが使いやすいの?

最近は「超高性能マウス」が家電量販店や通販サイトでも目立つようになった。

1万円を超えるマウスが珍しくなくなり、見た目も操作性も「まるで未来」な製品が増えている。

一方で、昔ながらの千円台のマウスもいまだに根強い人気があり、「これで十分」という声も少なくない。

果たして、“ものすごいマウス”と“普通のマウス”、実際に使いやすいのはどちらなのだろうか。

1.ものすごいマウスの実力とは何か

「ものすごいマウス」と言われる製品の代表例として、ロジクールのMX Masterシリーズや、Razerの高性能ゲーミングマウスなどがある。

これらのマウスの特徴は以下のような点に集約される。

・DPI(マウス感度)の調整幅が広い
・ボタン数が多く、カスタマイズ可能
・BluetoothやUSBドングル両対応など、接続方式が柔軟
・バッテリー駆動で長時間使用可能、かつ充電が速い
・エルゴノミクス(人間工学)に基づく形状で手首にやさしい

とりわけオフィスワーカーやクリエイター、ゲーマーにとっては、ショートカットの登録やマルチディスプレイ間のカーソル移動などがスムーズに行える点が高評価されている。

加えて、トラッキング精度が高いため、布やガラスといったさまざまな素材の上でも快適に使えるという利点もある。


出典:Youtube(パソコン博士TAIKI)


2.普通のマウスがいまだに愛される理由

それに対して、いわゆる「普通のマウス」——いわゆる1000円~2000円程度で売られている製品——も根強い人気を保っている。

その最大の理由は「コストパフォーマンス」に尽きる。

・安価で壊れても気軽に買い替えられる
・余計なボタンや機能がなく、操作が直感的
・電池式モデルは数ヶ月以上持つことが多く、管理が楽
・PC初心者や高齢者にも扱いやすい

また、実際にオフィスなどで使われるマウスは、この「普通のマウス」であることが圧倒的に多い。

業務上のクリックやスクロール中心の用途であれば、高DPIやサイドボタンは不要であり、むしろシンプルで軽いほうが疲れにくいという意見もある。

また一部の開発者やライターからは、「マウスに頼りすぎず、キーボード操作に集中したいので普通のマウスでいい」といった声も聞かれる。


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