３．評価の分かれた監督たちの実績
ハリルホジッチ監督は、数値上はW杯出場という結果を出しましたが、選手選考や戦術の強制において不満が表面化し、本大会直前に更迭されるという異例の結末を迎えました。
加茂周監督は途中解任という結果ながら、当時としては珍しい「ゾーンプレス」や技術分析を持ち込んだ指導スタイルで、後の代表戦術のベースに影響を与えました。
西野監督は、あくまで“緊急登板”という立場でしたが、2018年W杯での采配が国内外で高く評価され、「日本らしさ」と「勝負師の直感」の両立を証明しました。
岡田監督は2度の監督就任においてそれぞれ異なる成果を上げ、特に2010年大会では守備的布陣でグループ突破を果たすなど、日本代表にとって最も“実績と結果”を残した日本人監督といえます。
それぞれの評価は“勝利”という結果だけではなく、日本サッカーの文化的変化をどうもたらしたかという点で再評価されるべきでしょう。
出典：Youtube（Football Park Classic）
まとめ
2025年現在、日本代表監督の評価は、単なる勝敗だけでなく「戦術」「哲学」「文化」への貢献によって大きく変わりつつあります。
歴代の名将たちは、それぞれ異なるアプローチで日本代表をW杯という大舞台へ導いてきました。
とくに森保一監督は「結果・勝率・継続性」を兼ね備えた現代型指導者として、歴代でも特筆すべき存在になりつつあります。
今後登場するであろう新たな監督にも、ぜひこの歴史の系譜を理解したうえで、日本代表を世界基準へと導いてもらいたいと願います。
SNOWさんもAIと共に考えました
個人的に戦術愛好家なので、ハリルホジッチ監督やトルシエ監督はもうちょっと上でもいいかなと思っています。
いまの森保ジャパンは次元が違うとして、オシム監督は総合的な実力的には首位でもいいんじゃないかっていう気もしました。
いまの日本代表につながる創始者、功労者という意味では、逆に加茂監督、オフト監督、ジーコ監督でワンツースリーと決まりそうですね。
みなさんはどの監督が１番だと思いますか？