2025年の秋期IPA試験、出願はもう始まっています。
毎年「出そうと思ってたのに間に合わなかった…」という声もちらほら。
今回は出願の正確なスケジュールと、合格のための現実的な戦略をまとめました。
働きながらでも間に合う、そんな方法もちゃんとあります。
1.2025年秋期はいつ出願?区分で締切が違うので注意
令和7年(2025年)の秋期試験の出願は、7月11日(金)10時からスタートしました。
ここで注意しておきたいのが、試験区分ごとに締切が違うということで、ざっくり分けると以下の2パターンです。
1:SG・FE(比較的ライトな試験)
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試験名:情報セキュリティマネジメント(SG)、基本情報技術者試験(FE)
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出願期間:2025年7月11日(金)10時 ~ 8月7日(木)17時まで
2:高度試験(本命の人はこちら)
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試験名:応用情報(AP)、SC、PM、DB、ES、AUなど
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出願期間:2025年7月11日(金)10時 ~ 7月30日(水)17時まで
意外とSG・FEは1週間長いので、滑り込みも可能。
一方、SCやAPを目指すなら7月30日がリミットです。
ここを間違えると出願できなくなるので、手帳にメモをおすすめします。
出典:【2025年6月・最新合格法】IPA情報処理技術者試験の戦い方
2.出題形式を知ると「午後問題」の重みがわかる
試験の構成はシンプルです。
どの区分も「午前問題」と「午後問題」の2部構成(またはそれに近い形)になっています。
特に、応用情報(AP)や支援士(SC)以上の試験では午後が山場です。
理由は明確で、午後問題は記述力と読解力が問われるから。
例:SC(支援士)だと
- 午前Ⅰ:四択(知識確認)
- 午前Ⅱ:応用的な四択(範囲が広い)
- 午後Ⅰ:文章を読んで設問に記述で答える(90分)
- 午後Ⅱ:論述形式で1問を深掘り(120分)
午後問題ができなければ、どんなに午前が高得点でも落ちます。
そのため、「午後対策」は合格の最重要ポイント。
市販の問題集を買って終わりではなく、書いて・直して・また書くという地味な作業が効きます。