いま苦しいのは日本だけじゃない説 – 世界経済のこれまでと現状とこれからの話


3.世界はどこに向かうのか?

これからの焦点は「どう立て直すか」。

IMFは7月末に再び世界成長率見通しを見直す予定で、貿易摩擦の長期化を大きな懸念としています。

特に米国の関税政策(再び検討中)が、再び世界貿易の冷え込みを引き起こす可能性があります。

もう一つのキーワードは「気候と食糧」、ガーディアン紙によると、2025年の夏も干ばつと洪水が各地で続き、食料価格を押し上げています。

この影響で政情不安が拡大する国も増えてきました。

そしてもう一つ大きな課題は「債務」、新興国の多くが返済猶予や債務再編を求めており、世界銀行は支援枠の拡大を検討中です。

世界全体が苦しいなかでも、政策対応は分かれています。

日本のように賃上げによって内需を支えようとする国もあれば、アメリカのように利上げで物価抑制を狙う国も。

つまり、「これが正解」という未来はどこにもない現状においても、それぞれの国が模索しながら歩んでいるのが現状です。


出典:宇宙ポータル


まとめ

今の経済状況は、日本だけでなく世界全体が複雑に苦しんでいます。

それぞれ違った苦しみを抱えていて、回復の道筋も一様ではありません。

数字で見ると不安が大きくなりますが、それでも世界は立ち止まっていない。

私たちも「なぜこんなにしんどいのか」を他国の動きと照らし合わせてみると、少し違う景色が見えるかもしれません。

誰かを責めるのではなく、構造と流れを知ることが、先の見えにくい時代を生きるためのヒントになるのではないでしょうか。

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SNOWさんが思うこと

選挙などを見ていても思ったのですが、相対的に見て日本だけ生活が苦しくなったのであれば、それは憂慮するべきことだと思います。

政治家の責任が問われても仕方ないと言えるかもしれませんが、世界全体が苦境にあるとなると話は変わってくると思います。

また国連でSDGsという目標が2015年に掲げられて、経済成長だけではなく様々な課題を解決するべく世界全体が変わっていっていると思います。

僕も何かSDGsできないかなということで、飼っている小型犬をつれてめちゃくちゃ暑い中近所の公園まで散歩、帰ってきて頭痛という、素人ならではの失敗SDGsを体験しました。

これから暑い時期が続くので、みなさんも熱中症などはくれぐれも気を付けてお過ごしください。


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