日々の忙しさに追われていたある日、ふと思い出して久々に「たむらかえ」さんのチャンネルを覗いてみました。
以前は理学部の学生として真面目に発信していた印象でしたが、最近は動画の更新頻度も上がり、内容もより多様化しているようです。
理系女子ならではの視点と、自然体の語り口が魅力的だった彼女は今どうなっているのか。
その「普通さ」にこそ価値があると感じたので、改めて分析してみたいと思います。
1.「たむらかえ」とはどんな存在か
たむらかえさんは、いわゆる「理学系女子」としてYouTubeやSNS上で活動しているインフルエンサーです。
大学で理学を学びながら、素朴な語り口と清潔感のある映像編集で、同世代や勉強系YouTuberを好む視聴者に支持されてきました。
2023年〜2024年あたりは活動頻度がやや落ち着いていた印象ですが、2025年に入ってから再び動画の投稿が増えており、内容も多様になっています。
動画のジャンルとしては、勉強ルーティン、Vlog、買ってよかったもの紹介、友達との旅行など、非常に日常に近い内容が多く、視聴者にとって「親しみやすさ」が最大の魅力となっています。
2.増えた動画の内容とその変化
2025年春以降にアップされた動画の傾向を見ると、過去の学業中心からライフスタイル系の比率が明らかに上がっています。
たとえば、「1週間の朝ごはんVlog」や「リケジョの春休み旅行記」など、研究一辺倒ではない生活の全体像が見えるようになってきました。
一方で、「論文の書き方」「レポートが終わらない日の過ごし方」といった定番の勉強系動画も健在で、あくまで「理学系女子」という軸はブレていません。
また、編集スタイルにも少しずつ変化が見られます。
以前はミニマルな音楽とカット編集が中心でしたが、最近は手書き風テロップや軽いBGMも加わり、よりリラックスして見られる雰囲気に変わってきています。