3.まず覚えるべき基本構文5選(どの言語でも共通)
最後に「どの言語でもほぼ共通して出てくる」基本構文を5つ紹介します。
これらを覚えるだけでも、かなりの範囲がカバーできます。
1.変数の宣言と代入
→ 値を保持するための箱の準備
2.条件分岐(if / else)
→ 処理を場合分けするときに使う基本中の基本
3.繰り返し(for / while)
→ データを一つずつ処理するときに欠かせない
4.関数(function / def)
→ 処理をまとめて再利用しやすくする
5.配列やリストの操作
→ データのまとめて処理や選別の基礎になる
たとえば「forで配列を回して、ifで条件チェック、OKなら関数を呼ぶ」みたいな流れが作れると、もうかなりの処理が書けます。
特にPythonやJavaScriptでは、こうした構文がシンプルに書けるので、初心者にとっては入りやすい言語でもあります。
迷ったら、まずは「if」と「for」の使い方に慣れること。
それだけでもできることが大きく広がります。
まとめ
アルゴリズムとデータ構造は「分かる」と「できる」の間に大きな差があります。
でも、いまから学ぶ人にとっては、基本構文とセットで少しずつ理解すれば十分です。
むしろ難しく考えすぎないほうが、身につきやすいかもしれません。
まずは、簡単な問題からコツコツと、そこに必要なのは、速さよりも丁寧さです。
SNOWさんが思うこと
プログラミングは小学生からとか、年をとったらリスキリングとちょっと前から言われています。
何か仕事でまともに対応できる能力を身につけるまで、専門学校や大学で2年~4年ぐらい学ぶのが普通だと思います。
ということは、小学生からは置いといても、年をとってからリスキリングも、数年単位のスパンで見ないとそれなりの知識というのは身につかないということなのかなという気がしています。
自分もソフトウェア開発以外の分野について、たとえば簿記とか英語などはたまに勉強していたりします。
そしてソフトウェア関連のことなら売るほど知識もあるような気がするのと、自分の勉強のためにも、こういった記事を書いていきたいと思うようになってきた感じで、気まぐれですね。
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