私たちが今ここにいるのは、偶然じゃなくて必然かもしれない。
歴史には、ひとつ間違えば違う未来があったかもしれない瞬間がある。
でも、今回紹介するのは「間違いなく起きた」ことばかり。
事実として残っているからこそ、学びがあるんです。
1.大化の改新は、国のかたちを作ったはじまりだった
今から1400年以上も前、645年。
中大兄皇子と中臣鎌足が手を組み、蘇我氏を打ち倒しました。
この「大化の改新」は、ただの政変じゃありません。
土地や人を天皇のものとする「公地公民制」が始まり、税制や戸籍の整備といった、律令国家への一歩となった出来事です。
あのときの一撃がなければ、日本はもっとバラバラな国だったかも。
「この国はこうやってひとつになっていったんだな」と感じさせてくれます。
2.本能寺の変は、歴史が動いた瞬間だった
戦国時代、まさに天下統一に手が届きかけていた織田信長。
1582年、明智光秀の謀反によって本能寺で命を絶たれました。
「本能寺の変」は、日本史の中でもあまりに有名な事件。
- 信長がこのまま生きていたら?
- 豊臣秀吉はどうなっていた?
- 徳川幕府は存在した?
そんな“if”が生まれるのも、確実に起きたからこそ。
この出来事の記録は、当時の年代記や複数の資料からも一致しており、「確かに起きた」と言える大きな歴史の分岐点なんです。