eFootball2026では、リアルサッカーとゲーム内の仕様の両面から選手評価が大きく分かれることが多い。
しかし、どちらの観点から見ても一貫して強さを発揮する選手たちが存在する。
今回は、eFootballをほぼ毎日プレーしている筆者SNOWが、自らのプレースタイルと実績をもとに厳選したベストイレブンを紹介する。
以下、その選定理由とeFootball2026での実力を、3つの視点から掘り下げていく。
1.攻撃陣の破壊力:リアルとゲームの二重構造
3トップには、ルンメニゲ、メッシ、ベイルという異色の組み合わせが並ぶ。
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ルンメニゲは、eFootballではおなじみの「ぶっ壊れFW」。スピードと決定力のバランス、コンカ精度の高さは実装以来一線級で、タイトな試合でも頼れる存在。リアルでも80年代最強のストライカーとして名高い。
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メッシは「小さな巨人」。eFootballでも相手DFをかわすドリブルと逆足精度がピカイチ。ミドルも狙える万能型。実際のキャリアでも史上最多バロンドールを誇る。
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ベイルはクロスも決めるし、スルーパスにも抜け出せる稀有なウィンガー。ゲーム内でもフィジカルとスピードのバランスが良く、サイドからの仕掛けに最適。
これらのFWは、スピード、テクニック、フィジカルがうまく分散しており、どのタイプの相手でも柔軟に対応できる。
2.中盤の完成度:攻守両面で無双
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ネイマールはCF起用も可能だが、あえて中盤に置くことで創造性と崩しの厚みが増す。トラップの技術とスキルムーブの応用力はゲームでも健在。
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セードルフは、ゲーム内での“中盤の黒子”。視野が広く、パス・守備・フィジカルすべてに穴がない。リアルでは4クラブでCLを制した稀代のマルチMF。
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ヴィエラは、eFootballで中盤最強の一角。AIの守備カバー、ボール奪取、ターン時の安定感が段違い。リアルでもアーセナルの象徴的キャプテンで、フィジカルと知性を兼ね備える。
この3人は、ゲームでは「中盤を制するものが試合を制す」を体現する構成。攻撃も守備も安定する。
3.鉄壁の守備陣と安心の守護神
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DFラインは、テュラム、ネスタ、ライカールト、キエッリーニ。すべてフィジカルが強く、スピード対応も可能な選手で構成。
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ネスタはeFootballでもリアルでも読みとポジショニングが光る。「足は遅いけど強い」の典型だが、それが逆に頼りになる。
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ライカールトはCBとしては稀に見る足元の技術を持ち、前線への展開力が強み。中盤にも起用可能なユーティリティ性も武器。
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キエッリーニは最新のバージョンでも空中戦と対人の強さが際立ち、対策されにくい守備の要。リアルでも長年イタリア代表を支えた。
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テュラムはサイドバックに置くと、フィジカルとインターセプトの性能で対面を完全に封じられる。
GKはペトル・チェフというところで、ゲーム内でも反応速度とハイボール処理に定評があり、なにより「安心感」が段違い。
キャリア通算200クリーンシート以上というリアルの記録も納得の守護神。
まとめ
SNOWが選んだベストイレブンは、単に能力値の高さにとどまらず、eFootball2026の仕様に即した実戦的な布陣である。
リアルサッカーの歴史に名を刻んだレジェンドたちが、ゲームの中でも真価を発揮しているという点において、まさに「リアルとバーチャルの融合」を体現したチーム構成と言える。
このイレブンは誰かが欠けても成立しないバランス型のチームであり、eFootballで勝率を上げたいプレイヤーにとっても参考になるはずだ。
※WORLD SOCCER DIGEST 2024年1/18号