最近、バレーボール女子日本代表の試合を観ていて、「やっぱり福留慧美、すごいな…」と感じる場面が何度もありました。
彼女はリベロというポジションで、目立つようで目立ちにくい役割を担っています。
その働きは、チームの根幹に関わるものです。
今回は、そんな福留選手の魅力と強さを、少し真面目にデータやエピソードを交えながら考えてみました。
1. 驚異的な守備力がチームを救う
福留選手の一番の魅力は、何といっても守備範囲の広さと安定感です。
2023年のパリ五輪予選では、チーム最多の16ディグ(レシーブでボールを拾う動き)を記録した試合がありました。
あの試合、日本が勝てたのは彼女の守備力のおかげ、と言っても言い過ぎではありません。
リベロというポジションは、相手のスパイクを正確に拾ってセッターにつなぐ、いわば「攻撃の始まり」を作る役割です。
福留選手はこの動きが本当に正確で、しかも素早い。
コートのどこにいてもすぐに反応し、球際の粘りもあって、その結果、拾えそうにないボールも何度も拾ってしまうのです。
2. 海外で揉まれて身につけた本物の強さ
福留選手は2024–25シーズンからイタリアの強豪チーム「ミラノ」に移籍し、いきなりレギュラーとして活躍。
チームはセリエA準優勝、欧州チャンピオンズリーグでもベスト4に入りました。
この経験が大きかったと本人も語っていて、1万人以上の観客の前でプレーする緊張感や、海外選手のパワー・高さに日々向き合う中で、彼女のプレーはさらに洗練されました。
特に注目したいのが、異なる言語・文化環境に適応しながら信頼を得てポジションを獲得した点です。
これは技術だけでなく、相当な人間力と柔軟性がなければできません。
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