3.後継と継承:シリーズにおける承太郎の役割
承太郎は第三部だけでなく、第四部『ダイヤモンドは砕けない』、第六部『ストーンオーシャン』にも登場する数少ないキャラクターのひとりだ。
特に第六部では娘の空条徐倫を助ける父親として描かれ、かつての「無敵のヒーロー像」から「家族のために戦う父」へと変化していく。
この変化は、ジョジョという作品が単なるバトルものではなく、人生の物語であることを象徴している。
時を止める力を持つ男が、時間の経過とともに老い、親としての責任を背負う。
その姿は、かつて承太郎に憧れた読者たちの時間軸ともリンクし、深い感動を呼び起こす。
さらに、スタープラチナが最終的に「ザ・ワールド」と同じ力(時止め)を得る展開は、承太郎が単なる「血筋の継承者」ではなく、「運命を超える存在」であることを示している。
ジョースター家の因縁に決着をつけた男として、彼の存在はシリーズの中でも異彩を放っている。
まとめ
空条承太郎というキャラクターは、単なるフィクションのヒーローにとどまらず、世代を越えて影響を与える存在となった。
「ゴゴゴ・・・」と背後に音が鳴るような圧倒的オーラ、静かなる激情、そして時を止める力。
どれをとっても、彼が「伝説」である理由に疑いの余地はない。
今あらためて振り返ると、承太郎は常に「なぜ戦うか」を問いながら歩んできた。
その姿勢こそが、彼を伝説たらしめている最大の要因なのかもしれない。
SNOWさんの思い出
子どもの頃で、花京院が敵になった(実際にはスタンド使いが模倣していた)ときが一番ハラハラしました。
テレンス・ダービーとのレースゲーム対戦もすごく印象に残っていて、トンネルを出たら爆速になる、しかもみんな共通認識というところが「???」となりました。笑
感動したのはやっぱりジョセフがディオにやられて「なるべくしてなったことにするんじゃ」と魂が消えていくところ、そしてそこからのディオとの死闘。
他にもいろいろあったと思うし、アニメ版はいまYoutubeで初めてみましたが、漫画とイメージ違うから抵抗感合ったけど見てみたら爽快感ハンパないことがわかりました。
チャレンジし続ける人=荒木飛呂彦先生って、僕が子どもの頃にもう活躍されていたので、けっこうないいお年だと思うんですが、お若いですよね!
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