ラ・リーガ 2025-26シーズン展望
2025年8月15日に開幕するラ・リーガ。
今季もバルセロナとレアル・マドリードの二強を中心に、アトレティコ・マドリードが上位をうかがう構図です。
多くのスポーツメディアは、若手の躍進と安定感を評価し、バルセロナを優勝候補に推しています。
一方、レアル・マドリードはシャビ・アロンソ新監督のもと守備陣を大幅に補強しましたが、戦術適応には時間がかかると見られます。
アトレティコは移籍金総額1億ポンド超の補強でトップ4を狙い、昇格組のレバンテ、エルチェ、オビエドは降格候補と予想されています。
FCバルセロナ
フリック監督が指揮。
ラミン・ヤマル、ガビ、ペドリら若手に加え、ラッシュフォードをレンタルで補強しました。
高いポゼッションと若手主体の攻撃力が強みですが、守備陣の層はやや薄め。
優勝候補であり、UCLでも上位進出が期待されます。
レアル・マドリード
シャビ・アロンソ監督の初年度。
ムバッペ、ヴィニシウス、ベリンガムら世界的タレントに加え、守備陣を大型補強。
個の能力はリーグ随一ですが、新監督の戦術浸透が課題です。
2位争いを展開し、UCLでは優勝候補の一角です。
アトレティコ・マドリード
シメオネ監督が率いる堅守速攻型。
グリーズマン、デ・ポールらに加え、1億ポンド超の補強を実施。
守備の安定感は抜群ですが、攻撃の決定力がやや不足。
トップ4圏内が目標です。
アスレティック・ビルバオ
バルベルデ監督のもと、ニコ・ウィリアムズが残留。
カンテラ育ちの結束力が強みですが、選手層は薄め。
4〜6位争いを展開します。
ビジャレアル
（仮）ノートベック監督が指揮。
モレノ、セルロートが攻撃を牽引し、ティエルノ・バリーが退団。
攻撃の創造性は高いですが、守備が安定しない点が課題。
欧州圏内を狙います。
レアル・ソシエダ
フランシスコ監督が率いる組織的な守備とプレスが武器。
オヤルサバル、ブライス・メンデスが中心。
決定力不足がネックで、6位前後の見込みです。
レアル・ベティス
ペジェグリーニ監督の攻撃的4-2-3-1。
ウィリアン・ジョゼ、フェキルらを擁しますが、守備の脆さが課題。
中位から欧州圏内をうかがいます。
セビージャ
ディエゴ・アロンソ監督が率いる欧州カップ巧者。
ラメラやユースの逸材が台頭しますが、財政難で補強は限定的。
中位予想です。
バレンシア
バラハ監督が指揮。
ウーゴ・ドゥロ、ガヤらを中心に、若手育成とカウンターが持ち味。
財政難で層が薄く、中位以下の戦いになりそうです。
ヘタフェ
ボルダラス監督が築く堅守速攻。
グリーンウッド（残留すれば）、ウナルが攻撃を担いますが、創造性は不足。
残留圏での戦いが続きそうです。
ジローナ
ミチェル監督が率いるアタッキングサッカー。
サビオ、グティエレスらが攻撃を活性化しますが、守備の強度不足が課題。
中位予想です。
セルタ・デ・ビゴ
ギラルデス監督が指揮するポゼッション志向のチーム。
アスパス、ベイガが攻撃を牽引しますが、層が薄いのが現状。
中位予想です。
マヨルカ
アラサテ監督の堅実な守備とセットプレーが武器。
ムリキ、ロドリゲスが主力ですが、攻撃力は低め。
残留圏での戦いが想定されます。
オサスナ
リシ監督が率いるハードワーク型中盤が特徴。
アビラ、モンカヨラが主力ですが、得点源不足が課題。
中位〜残留圏をさまよいます。
ラーヨ・バジェカーノ
ペレス監督の攻撃的プレスサッカー。
デ・トマス、パラゾンらが前線で奮闘しますが、守備の不安定さが目立ちます。
残留圏予想です。
アラベス
クデット監督の堅守カウンター。
リオハ、サンブランが中心ですが、得点力不足。
残留争いが濃厚です。
エスパニョール
ゴンサレス監督が率いるも、GK売却や投資不足が響きます。
ブライスワイトが攻撃を担いますが、残留争い必至です。
レバンテ
カレロ監督の昇格組。
ジョナタス、ダニ・ゴメスらが主力ですが、戦力不足で降格候補。
エルチェ
サラビア監督の若手主体チーム。
財政難で層が薄く、降格候補です。
オビエド
パウノヴィッチ監督が率いる昇格組。
経験不足が顕著で、降格筆頭候補と見られます。
出典：9X Football