経済の波が読みにくい今、どこに投資すれば「良い感じ」なのか。
2025年に入り、AI技術や脱炭素といったテーマが再び脚光を浴びています。
ただし、過去の成功体験に縛られると逆効果になるケースも。
この記事では、実際のデータと現在のトレンドから「ちょうどいい」投資先を考えてみましょう。
1.生成AI関連銘柄が牽引するテック株
ChatGPTやClaude、Geminiなどの普及により、生成AI市場は年々拡大しています。
特に米国ナスダック市場では、2025年上半期の生成AI関連企業が平均で約15%のリターンを記録しました。
GPU開発のNVIDIAは依然として高評価を維持しており、周辺機器・データセンター関連の中堅企業にも資金が流れ込んでいます。
- AIチップ製造、ソフトウェア自動化、クラウド基盤を含む企業が中心
- 一方で、バブル的な価格高騰の懸念もあり選定には慎重さが必要
出典:Youtube(NewsPicks /ニューズピックス)
2.再注目される新興国インフラ関連ETF
世界的な利下げ局面のなか、資金が再び新興国に向かいつつあります。
特に東南アジアやインドでは、インフラ需要と人口増が投資の追い風となっています。
代表的なETF(上場投資信託)には、iShares MSCI Emerging Marketsや、インド集中型ETFがあり、いずれも年初来で7〜10%の伸びを見せています。
- 政治的リスクはあるが、中長期的には堅調な成長が見込まれる
- 特に鉄道、通信、電力インフラ整備への資金投入が進行中